火星 のどごしのキレより、オシッコのキレ。
皆様、こんばんは。
身体は【月(女)】
心は【太陽(男)】
性同一性障害当事者で
LGBTの T 所属、
Mikoto(ミコト)です。
昨日書かせていただいた感想を
美保さんがリブログしてくださいました
ブログの中にもありますが、
美保さんは性同一性障害の人を、あまり良く思えない部分もあったそう。
「結局は、人間力、その人やね~!」
という話を美保さんともし、有難かったのですが
この抵抗感、ボクもすごく理解できますし
実はボク自身も、否定的な考えになることもありました。
皆さんが普通に生活していて、性同一性障害の人に出会う機会って
そんなに多くないのではと思います。
身近な人がそうだった場合もあるだろうし
職場の人が多分そう…??とか
テレビの中でしか見たこと無いという方も。
皆さんは『性同一性障害』の方に対して
どんな印象をお持ちですか??
ボクたちと反対のMTF(男→女)の方の場合、
メディアの露出が多かったり
彼女たちのキャラクターが、好意的に受け入れられている場合も多いかと思います。
それは、長い歴史の中で
彼女たちが傷付かないように身に付けたスキルのような気もして
時折切なくもなるのですが…
(素でオモロイぶっ飛んだキャラの方も、もちろんおられます(笑))
逆の場合はどうかというと。
女性として育てられ、牙を抜かれた虎のような状態で
上手く自分を表現したり、境遇を切り拓く事の出来る人が少なかったのではと思います。
夜の世界でも、ホステス、ホスト、ニューハーフ、オナベ、と職業分けすると
ホステス → ホスト → ニューハーフ → → オナベ
の順で、格差があるそうです。
知り合いのオーナーさんが『オナベは隙間産業』と冗談めいて仰っていましたが
すごく根性のいるお仕事だと、ボクは尊敬しています。
火星の行動力や開拓精神を生まれつき持ったMTFの方と
錆び付いたエンジンを無理矢理吹かそうと
虚勢を張ったように見えるFTMとの違いが
社会的イメージの違いにもなっているのではと思います。
あちゃぁ… イタいなぁ… というか。
まるで、体だけ男らしくなって来た思春期の少年たちが
原チャリ吹かしながら、悪ぶってコンビニの前でたむろしているような不安定感。
同じように思われたくない、という反発心の裏で
自分自身もまさしくグラグラという時期を過ごしてきました。
実際、ボクはおそらく50人以上のFTMの人に出逢っていますが
自分をしっかり持って
自らが望んだはずの『男』として生きられている人は
数少ないのではという印象です。
いわゆる『なんちゃって』のような
中身が伴わなくて、“男ぶっている”だけの
すごく幼稚だったり検討違いな考えをしている人も多い。
生き辛さから、性別の問題と思い込んでいるだけだった
り
り
女と男を行ったり来たり、節操の無い人もいる。
『男』のイメージばかりが先立って
中身が伴うだけの経験をしていないので
外側だけ立派で中身の薄い
ハリボテみたいな人格が出来上がってしまっています。
長らく女として生きてきて、仕方の無いことかもしれない。
けれども
体を変えたり、男に見られたい、男として扱ってくれ、という前に
こじれた頭と心を、シワとりスプレーで真っ直ぐにアイロンして
襟を立ててから自分と向き合うべきではと
ボクは思います。
男の子
男
漢(おとこ)
そう。
郷ひろみさんが、襟を立てながら『漢』になって行かれたように… (違うか)
誰か、何かになろうとしなくても
ありのままでも
自分の中に存在する“男の部分”を育てれば
十分、魅力的で “男らしい” 貴方になる。
これ、FTMに限らず全ての人に共通して言えることではと思います。
自分の魅力を惹き出せるのは、自分自身。
等身大の自分を受け入れられるのもまた、自分だけということ。
美しいものを見たり、魅力的な人と関わったり
辛い経験や逃げ出したくなるような試練も…
沢山栄養を吸って、太い幹を育ててこそ
美しい花が咲く。
幹も無いのに、人から奪い取ったり
何でもかんでも吸い取ろうとすると
花は枯れてしまう。
FTM当事者の中には、戸籍を変えて
仕事もしっかりされて、家庭も持って
中には、実子の父親になられ
(特別な方法があります)
男性としての人生を謳歌しておられる方がいらっしゃいます。
LGBT活動家として、解放運動をされていたり
ご自身の人生をどう作り上げて行かれたかを発信されて
とても魅力的で、時代のリーダーになって行くのだろうなと思う反面、
危険な面があるなとも感じています。
“体を変えれば、男になれる。”
“男になれば、幸せになれる。”
自分もなれそうな気がして夢を抱くも
体を変えても人生は好転せず
それどころか、ホルモンバランスが崩れ鬱状態になって、まともな生活すら送れなくなった…
というような話も、たくさん聞きます。
一度変えた体は、元には戻りません。
男に生まれていたら…
美人に生まれていたら…
頭がよかったら…
金持ちだったら…
誰もがふと抱きがちな後ろ向きの感情。
散漫になっている意識が、ガッと自分に向いたときの強さ、信念は
それが例え誰に理解されずとも、美しいとボクは思います。
(自己中、独り善がりとの境目は難しい所ですが。)
(その一例として、この人すげぇと思った首くくりさんのをシェアさせていただきます。
刺激が強いので、閲覧にはご注意ください。)
ボクも、女だと言われ認めることが
弱さのレッテルを貼られるような感覚がして
拒否していた時期もあるのですが
今は、自分の女の部分も、男の部分も
両方あるからこそ、唯一無二のボクであると
躊躇わずに言うことが出来ます。
ボクだからこそ分かる感覚があったり
ボクにしか表現できない言葉がある。
ボクだけが寄り添える痛みがあったり
ボクがありのままであることで
生み出せる何かがある。
そう思えるようになった今、
性別への執着や、羞恥心は
霧のように消えて無くなって来ています。
馬ニンジンみたいに、まやかしのゴールを目指すのではなく
地に足つけて1歩ずつ積み上げる。
器や肩書きが男だろうが女だろうが、
そんなものは二の次で。
美保さんも仰っていますが
上げるは人間力‼️
魂の『漢』の部分を磨いていきたいと思う
今日この頃です。
ここのブログへ訪れてくれた方皆さんが
幸せを掴めますように…
ボクの幸せをシェアします。
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大歓迎です。
また次回、お会いしましょう。
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