シティサイクル価格続落の今がチャンスです

シティサイクル価格続落の今がチャンスです

シティサイクル 父の苦労は見えにくい。

俗称”荒川サイクリングロード”がもめてるみたいです。

「自転車乗りが「荒川サイクリングロード」を守るのに必要なこと

上記の記事では、こんなことが書かれています。

  1. 荒川サイクリングロードは、サイクリングロードじゃない。
  2. 以前から歩行者と自転車(主にロードバイク?)の事故が発生し問題になっていた。
  3. 問題解決のための啓発が行われてきたが、効果がなかった。
  4. 2018年、アスファルト舗装を剥がしてダート路を作る工事が始まった。自転車が高速走行できないようにする措置らしい。

■マナー問題にすり替えても仕方ない

ここで…、
「マナーが悪いのは一部の自転車乗りだけ」
…とか…、
「歩行者側のマナーも悪い」
…などと言っていても無意味でしょう。
歩行者、自転車、どちらにも「言っても聞かない人」がいるなら、行政はそれでも事故が起きないように強硬措置をとるのみですよね。今回のダート路化工事のようにね。
この世からマナーのなってない人が完全に消えることは、絶対にありえませんし。
要するに、それは問題の本質ではない気がします。マナー向上の啓発は大事で継続してほしいですが、問題をマナーにすり替える議論は不毛に思います。

■歩車分離は解決策になるか?

本文中で筆者は歩車分離を主張していますが、それもどうでしょうかね。現実的じゃない気がします。莫大な予算がかかりますから…。そして、現状では効果もなさそうに思います。
最も現実的な歩車分離政策は、俗称”荒川サイクリングロード”から自転車を完全に締め出すこと…のような…(苦笑)。

でも、ママチャリまで締め出されるのは、なんだかねぇ…。

個人的に思いますが、今回の行政側の「ダート路化工事」は、かなり名案な気がしています。加えて、例えば25mごとに障害物やクランクを設けるなどしたら、歩行者もいる場所でレースの練習するなどして猛スピード出す人も減るでしょう。費用も比較的抑えられ、現実的に効果ありそうな政策です。

こんな私の意見はちょっと過激なので、多くのローディーさんの反感を買うのは間違いないでしょうけど…(苦笑)。

自転車、特にスポーツサイクルが生活文化として健全に社会に根付くには、レース文化から脱却する必要があると常々思っている私だったりするものですから…。

例えば自動車レースが好きな人は、公道で練習したりしないもんね。

■自転車専用レーンのある社会を予言する

私は、自転車専用レーンの設置に大賛成です。

将来、日本の全ての道路に自転車専用レーンが設置されたら、どんな社会が来るのでしょう。

自転車専用レーンは、決してロードバイクでレースごっこするための場所にはならないと思います。

そこは、きっと「自転車を安全に生活利用するための場所」…のはずです。

極論するなら、自転車専用レーンは「ママチャリの天国」…になるべき場所です。ロードバイクのための場所ではありません

ロードバイクが現在のまま、つまり「スピード至上主義のレーサーレプリカ」であり続けたならば、自転車専用レーンができた将来も、きっと今回の”荒サイ”と同様に問題の種となることでしょう。

今のところ、私が個人的に妄想するに、将来のあるべき自転車政策には、こんなものが必要だと思っています。

  1. 自転車専用レーンの完備。(自転車の歩道走行完全禁止)
  2. 自転車への制限速度の適用。(妥当なところで時速20kmあたりか。もちろん下り坂も含む。)
  3. 自転車保険の義務化
  4. 自転車に対する、自動車と同等の刑罰法規の適用。
  5. 義務教育課程での交通ルール教育の充実。
ここに「運転免許制度」を加えるかが悩みどころですけど、小学生の子供にまで免許とその更新を義務付けるのは、ちょっと現実的じゃないかもしれません。そう思ったので今回は省きましたが、検討に値する話だと思います。
「制限速度20km/hって遅いって感じるかもだけど、
自動車と同じで、ある程度余裕をもって
運用するっていう意味ね!」
ウインク
そんな感じで、今回の FRAME さんの記事に触発されて私の意見を書いてみましたが…。
多くのローディーさんの反感買っただろうなぁ…(苦笑)。
でもね、私はただ「自転車文化(レース文化ではない)がこの日本社会に健全な形で根付いて欲しい」…と願っているだけなんです。
そこのところ、何卒ご理解いただき、寛大な心でみてやってくださいまし。

■マスメディアの責任:

最後に、自転車関連のメディアにも、一言もうしあげたい。

自転車関連メディアの皆様には、猛省と熟考を願いたいと思います。

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この記事を公開後の本件に関する私のツイートを、貼り付けておきます。

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