2016年6月から11月まで長期に渡りプレーされてたストーリーモード。
エジルのデビューチームであるシャルケから始まり、ブレーメン、レアルマドリー、アーセナル、ドイツ代表、フリーチームまでを、エジル在籍年数分の全冠を行いながら時系列に沿って進んでいった。
【エジルの冒険】
2017年8月から9月までプレーされていたストーリーモード。
ストーリーモードとは名ばかりで、ほぼほぼ物語が優先された。
土台のチームはドイツ代表。
ストーリーボードはバイオハザードとグランディア。
【200mリレー海賊団】
2017年11月から2018年1月までプレーされたストーリーモード。
アーセナルとトッテナムの2チームを操りストーリーに反映させようとするも、タイミングが年末年始に被った為にまたもや物語のみで構成された。
【エジルの不思議なダンジョン】
2018年2月から4月までプレーされたストーリーモード。
レアルマドリーをベースに、10試合毎に1名ずつ選手を入れ替えながら進んでいき、それをベースに物語も構成された。
最終的にTSメッシが加わり更にはクリロナも抜けることなく、異常に強いメンバーが揃ってしまい、チーム的には失敗した。
物語的には主役2名の人間性が際立つ内容になったと思われる。
登場人物紹介
【主人公】
■エジル
物語の主人公。元は金儲けのためにプロフットボーラーを目指していた小悪党だったが、いつの間にか世界平和の為に魔王を倒す冒険に足を突っ込んでおり、知らぬ間に勇者に仕立てあげられていた青年。
基本は一歩引いて全体を見られる冷静な性格だが、自分の大切なものが関わると熱くなる。
人類の始祖だった人間の血を引いている。
エジルの不思議なダンジョンでは、重度のカードジャンキーであることが露見した。
使用スタンドはハーミッドパープル→クレイジーダイヤモンド。
ドラクエで言うところの勇者、もしくは魔法戦士にあたる。
■ルイーダ
ルイーダの酒場の女主人。ルイーダの酒場の本来の機能である人材斡旋業を高度に行いつつ、且つサッカー監督までこなせる超人。
守銭奴で金にガメつく、盗みも辞さない悪癖を持つ。
性格は適当かつ大雑把だが、勝負どころでは逃げない芯の強さを持つ。
また、妙に気の付く面があり、エジルを陰ながら支える優しさも持ち合わせる。
前時代の人類、現代の人類のどちらにも属さない、人工的に産み出された人間であり、数百年間生き続ける不老不死の存在。現代の人類に文明を授けた張本人。
使用スタンドはザ・ワールド。
ドラクエで言えば盗賊。
【エジルと愉快な仲間】
《第一部:シャルケ》
■ジャーメイン・ジョーンズ
通称ジャジョ。エジルがDIO様寄りで始まったので、ライバルのジョジョ役だったが、見せ場なく退場。真面目だけが取り柄だった。
《第二部:ブレーメン》
特に重要キャラは登場なし。
《第三部:レアルマドリー》
■クリスティアーノ・ロナウド
レアルマドリーのキャプテンだったが、エジルが活躍できずに飽きてしまって逃げ出した際に、ルイーダによって魔王退治のためのオーブを持ち逃げされ激怒。
恨みにより自ら魔王傘下に入った上に、下克上を成し遂げ魔王となって、エジルとスタンドバトルを繰り広げる。
敗北後は、エジルの故郷の街で義勇軍を指揮し治安維持にあたっている。
使用スタンドはキング・クリムゾン。
渾名は筋肉マン。
《第四部:アーセナル》
■ロシツキー
アーセナル海賊団船長。元々はある国の王族近衛兵だったが、王国を魔物に乗っ取られた際に脱出し、故郷を取り戻す為に海賊団を組織した。
基本的にはバカなのだが面倒見が良く何故か人徳があり、乗組員には好かれている。
海賊団発足が自己都合だったことが露見した折りも、エジル以外は怒りもせず、進んで協力を申し出るほど。
ドラクエで言えば遊び人。
■アルシャビン
アーセナル海賊団副船長。ロシツキーに心酔しているイエスマン。
男気があり、開拓者の街でのルイーダ防衛戦などでは身を呈して味方を守る気概を見せた。
船長よりもキャプテン適正が高い。
使用スタンドはハイウェイ・スター。
ドラクエで言うところの武闘家。
■メルテザッカー
アーセナル海賊団操舵手。田舎言葉を話す大男。豚の着ぐるみブタデザッカーを常に持ち歩いており、変装に使用する。
第五部にも引き続き登場したが、その際はエジルに説教をするなどリアルさながらの活躍をみせた。
船長よりもキャプテン適正が高い。
使用スタンドはザ・ハンド。
ドラクエで言うところの戦士。
■ポドルスキ
アーセナル海賊団航海士。博識で、今後の行き先とその過程を全て先に言ってしまい、RPGの醍醐味を損なわせる空気の読めない男。
かと言って、肝心なところは知らずにエジルに役立たず呼ばわりされたりもする。
ドラクエで言えば戦士。
■コクラン
アーセナル海賊団見張り。台詞がほとんどなく、主だった活躍は怪我をしたくらい。
■ライーザ
開拓者の街の女性開拓者。ルイーダと共に街を大きくした功労者のひとり。ルイーダの増長を憂いている反面、市民の暴動でルイーダに危害が加わることも心配しており、エジル達の脱獄の手助けなどを行った。
暴動後、民主化された開拓者の街の初代町長に就任した。
■じじぃ
開拓者の街の創始者。パーティーからルイーダを借り、開拓者の街を世界一の街に育て上げた老人。ルイーダとは本当の親子の様な絆を持っており、市民の暴動から身を呈してルイーダを守った後、老衰で逝去した。
■カラーひ
よこ屋
カラーひよこを売っている屋台のオヤジだが、ひよこ協会の裏情報通で、不死鳥ラーミアの神殿の場所を知っていた。
《第五部:ドイツ代表》
■ミュラー
不死鳥の巫女及び不死鳥の騎士団団長。女装画像があった為に、オカマキャラを押し付けられた悲運のキャラクター。騎士団長らしく振る舞うこともあるが、基本は常にボケ続けて台詞を長くさせる扱いが難しい役どころ。
正体は100年前、当時の魔王退治に赴き、命を落とした騎士団の生き霊。
魔王退治後も成仏することはなく、団員達と共にエジルの故郷の街に暮らしている。
使用スタンドはスティッキィ・フィンガーズ。
ドラクエ的にはパラディン。
■ラーム
不死鳥の騎士団団員。団員なのだがチームキャプテン。体が小さく、声も小さい為に台詞が全て小さい文字になる。作戦説明時も団員に伝わらず、泣きべそをかいた。
ミュラーと対照的に、常にツッコミ続けているためこちらも台詞が長くなり、エジルにキレられる要因になった。
ドラクエ的には賢者。
■フンメルス。
不死鳥の騎士団団員。常に冷静で物腰の柔らかい男。出番が少なくキャラ立ちは出来なかった。
使用スタンドはパープル・ヘイズ。
ドラクエ的にはバトルマスター。
■ロイス
不死鳥の騎士団団員。エジルと愉快な仲間時点では意地悪な先輩役として登場。新入りのエジルにアバ茶(※1)を強要し、対処法を持たないエジルを困らせたが、ルイーダによって自分に掛けられる憂き目に合う。
その後のエジルとの任務で邂逅を果たし、エジルを仲間と認めた。
使用スタンドはムーディブルース。
ドラクエ的にはレンジャー。
※1アバ茶とはティーポットに入れられたアバッキオの生暖かいお茶のことである。
■メルテザッカー
■ポドルスキ
第四部から引き続き登場。
【エジルの冒険】
■ミュラー
エジルと愉快な仲間から引き続きパーティーメンバーとして登場。
シリアスな作風に合わせて、ボケの頻度が大幅に下がった反面、常にオカマ口調で話すことを余儀なくされた。
クライマックスの重要な台詞すらオカマ口調。
パーティーの精神的支柱としてリーダーの責務を果たし、エジルとルイーダを正しい方向へと導いた功労者。
機械類に弱く、脳筋的要素も追加された。
エジルとは同い年の気の合う友人同士のように接しており、軽口を叩き合う仲でもある。
■ロイス
同じく引き続き登場のパーティーメンバー。
エジルと喋り口調の差別化を計るだけのために、少年キャラに改変された。
それに伴い、役回りもパーティーのバランサー及びブレインに。最早、別人と言って良いほどの変更を施されてしまった。
機械類に強く、また観察眼も鋭い為、状況打開の重要な局面では常に活躍を果たす。
キャラ設定通りにパーティーの末っ子的立ち位置で、全体をサポートする役割を全うした。
魔王。クリスティアーノ・ロナウドの元部下にして、ロナウド敗北後の新たなる魔王。
由緒正しき魔族の出自で、過去の戦争にも詳しく、事件の原因究明のきっかけをエジル達に与え、解決まで行動を共にした。
機械類を始め、様々な分野に精通しており、ロイスと並び一行のブレインの役割を担う。
また、戦闘描写はないがエジル達パーティーメンバーに敵わないと思わせるなど実力の高さが伺える。
基本的にはボケず、至極常識的、現実的な言動が多いが、エジル達のノリに釣られて弱冠の冗談を言うこともある。
■ガスト博士
故人。前時代の人類の生物学の博士。
物語の元凶を産み出した張本人ではあるが、その解決策として、ルイーダを創造し、また現代の人類の祖先にあたる人間達を創造した人物。
顔はディエゴ・シメオネ。