キィー付けないで気をつけてね! 竹達彩奈協会
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メインで取り上げる「今日の一曲!」は、『となりの吸血鬼さん』OP曲・ソフィー・トワイライト(CV:富田美憂)、天野灯(CV:篠原侑)、夏木ひなた(CV:Lynn)、エリー(CV:和氣あず未)による「†吸tie Ladies†」(2018)です。
楽曲制作を手掛けたのは園田健太郎(別名義:園田智也、木村有希)さんで、氏のお名前を当ブログに出すのは本記事が初となりますが、クレジットに言及しない形のレビューであれば、で取り上げた「しあわせ色」(2017)と、で紹介した「Shocking Blue」(2017)のものが過去に存在します。加えて、曲名を出しただけですがでふれた「ニホンゴワカリマセン」(2016)も、園田ワークスに於けるお気に入りナンバーです。
他に個人的に馴染みがある楽曲(作詞のみは除く)としては、「指望遠鏡」(2012)、「最低で最高のParadiso」(2015)、「fantastic dreamer」(2016)、「Starring!!」(2016)、「グルテン哀歌」(2016)、『NEOGENE CREATION』(2016)の収録曲、『Princess♡Limited』(2017)の収録曲、「Torchlight~夢の灯り~」(2017 *音源リリースは未だなし)、「青春とは?」(2018)、「いつか世界が変わるまで」(2018)などが挙げられます。このラインナップで好みなのは、「最低で~」「グルテン~」「Torchlight~」の3曲ですかね。
知っている範囲でなるべく多くの曲名を例示してみましたが、これをもって伝えたいのは「園田さんの幅広いトラックメイキング力」で、共通の音楽性や特徴を見出すのが難しいほどに楽曲のタイプが多岐に亘っていることを、まずは頭に入れておいてほしいとの意図があります。
上掲以外にも有名作品への楽曲提供が多くあるので、より適切なリファレンストラックが別に存在するかもしれないと断っておきますが、本曲「†吸tie~」を敢えて過去の園田ワークスと絡めて表現するならば、「Shocking~」と同系統の良さを備えたナンバーであるとの認識です。先にリンクした同曲のレビュー文の中では、「ブラスアレンジによる絢爛さ」や「なかなかお洒落なナンバー」といった形容を用いていますが、これらに近い感想を抱いたことになります。
本曲にはブラスが登場するわけではないので、際立っているのは鍵盤とリズム隊によるサウンドだと補足は必要ですが、それらが「絢爛」や「お洒落」なイメージを携えている点では、共通のファクターを見出せるのではないでしょうか。この方向性は、歌詞に”星空の下はダンスホール”と出てくることからも推測可能なように、「ナイトパーティーで奏でられているような音楽」を着地点としているからだと思いますが、そう考えると「可能性としてブラスが出てきてもいい楽想」を下敷きにしているとも言え、これが「同系統」と表したことの理由になります。
補強のために異なるクリエイターの手に成る楽曲で説明を加えますと、『ブレンド・S』のOP曲は、前述したようなエッセンスを有した上でブラスが取り入れられているトラックの例です。使用楽器の差はあれど両者は近しい位置にあるとの理解で、実際「†吸tie~」のラスサビ前の間奏部は「ぼなぺてぃーと~」のサビとマッシュアップが出来そうというか、ピアノが奏でているラインが後者のサビメロ冒頭に似ていると感じたくらいなので、どちらも趣味に合う方が多いのではと予想します。
編曲上のツボをもう少し具体的にしますと、「際立っているのは鍵盤」と述べたように、全編を通してピアノの自由闊達さが印象的です。リズムをお利口に担っているセクションもあれば、ジャジーに暴れ出すパートもあって、楽曲に多彩な趣を付与していると言えます。個性の異なる吸血鬼2名と人間2名が共に歌い上げるナンバーとして、鍵盤による豊かな表現力が巧みに利用されていて、素晴らしいと評すほかありません。
また、「リズム隊」云々はバンドサウンドの面を取り立てたもので、主にベースの格好良さに対する称賛です。脇役に甘んじないメロディアスなラインがプレイされていて、Aメロ後半(”真っ暗な空にはお月様”~)のファンキーさで存在感を強めてくるところや、Dメロ(”一緒に歩く このスピード”~)でボーカルラインと呼応するように副旋律然とした役割をこなし始める部分、ラスサビ後半(”†吸tie Ladies† そうさバンパイア!”~)から一層の疾走感を纏ってクライマックスを演出している点など、裏に埋没したままでは終わらせないぞという、低音へのこだわりが冴え渡っています。
続いてはメロディの掘り下げです。”(Chu! Chu! Chu!)”から始まるフック(用語の詳細は)のラインが、歌詞も含めて本曲の中では最も耳に残るパートだと思いますし、「可愛い系」の根拠にしているのもそこではあるのですが、より特筆性があるのはサビメロの可憐さだと主張します。
先述のアレンジに於ける妙;絢爛でお洒落でナイトパーティーの感があるバックトラックに相応しく、ハッピーな旋律に仕上がっているのが素敵で、’cutie’との掛詞が巧い”We are the†吸tie Ladies†”という歌詞通りの、キュートネスとフォーマリティ(’girls’ではなく’ladies’であるのも判断材料)が兼ね備えられているところを絶賛したい。そこからフワフワと舞い上っていくような浮遊感を漂わせた”なんてワンダフル”へ移行し、絶妙な力加減によるコーラス「fu! fu!」を挟んで、グルーヴィーに身体を揺らしたくなる”星空の下はダンスホール”へと展開していく、このメリハリのある音運びに心地好さを覚えます。
あとはワンノートで突き進むCメロ(”午前三時過ぎに流れ星が降る”~)も、ここまでの流麗さから急にフラットになるギャップが上手に活かされていて好みです。
メロディに限らない言及となるため
回しにしましたが、フック(”Chu!”を含むセクション)の魅力にも迫っていきます。注目したいのは、[ちゅ]という音の響きが持つ楽曲上の効能です。これについては(『アニメガタリズ』の項)にも一度記したことがあり、要旨は「聴いていてちょっと恥ずかしくなってしまうようなところが逆にいいよね!」といったものでした。楽曲の例示もあるので、詳しくはリンク先をご覧ください。
この観点で本曲の”Chu!”に向き合ってみると、[ちゅ]が連呼されているにも拘らず、お洒落にまとまっていると感じられるので、寧ろ例外的だと認識しています。この理由は前述した精緻なアレンジによるトラックメイキングや、ボーカルライン自体のポップセンスなどにも求めることが可能でしょうが、最たるものは「題材が吸血鬼であること」ではないでしょうか。[ちゅ]に何処か小恥ずかしさが滲むのは、偏にキスを連想させるからだとの前提に立てば、続く”吸っちゃうぞ”に示されている通り、本曲の”Chu!”は吸血行為の意味合いが大きい(それも見た目だけなら少女 to 少女の)と受け取れるため、このワンクッションで生々しさのベクトルが生理現象=仕方のないことに傾いて、聴き易さにつながっているのだと分析します。
こう書いてから頭の中に反例として、同じく吸血鬼モノである『月詠 -MOON PHASE-』のOP曲が浮かんだのですが、同曲の歌詞には”KISS”が出てくるものの、[ちゅ]は出てこないためセーフとさせてください。同曲については反対に、[ちゅ]を使わずに相当の小恥ずかしさを付せているのが美点です。また、記事の性質上アニソンに絞って紹介してきましたが、一般のヒット曲からは榊原郁恵の「夏のお嬢さん」(1978)と大塚愛の「CHU-LIP」(2007)を、[ちゅ]の魔力を効果的に活かした楽曲として例示しておきます。
最後は歌詞内容にふれて〆です。ユニークなのはやはり吸血鬼要素で、フックの”吸っちゃうぞ/やっぱり/夜行性/一番です”(注:コーラスを除いた引用)や、1番Bの”きっと本当の気持ちは 鏡には映らない”などは、種族としての特性が落とし込まれていて上手いです。
2番Bの”夜に起きて昼寝る そんな存在がいてもいい”の肯定感に代表されるように、常道の理から外れていることをネガティブに描いていないのも好印象で、”さあ午前二時をまわりました/寝てる人誰ですか?”と、通常であれば可笑しい問い掛けが成立してしまうのも吸血鬼ならではと言えます。それでも脅威には振れず、”ひそやかな一般市民です”と歌われているところに、本作の優しく現代的な世界観が反映されていて素敵です。
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続いて紹介するのは『うちのメイドがウザすぎる!』OP曲・高梨ミーシャ(CV:白石晴香)&鴨居つばめ(CV:沼倉愛美)による「ウザウザ☆わおーっす!」(2018)です。
アーティスト名からはデュエット曲のような印象を受けますが、実質的にはミーシャのソロ曲と言っていい内容で、つばめは主にウザい熱心な合いの手を入れる役割を担っています。後の記事でレビューしますが、同作のED曲では両人の分担量が逆転しているので、主題歌全体としてのバランスは取れているとの判断です。
先にちょっとした作品語り…というか余談を披露しますが、漫画の原作者である中村カンコさんによる過去作『しょーがくせれぶ』は以前に電子書籍で買ったことがあったので、相変わらず趣味全開だなと思いました。
まさかの実写MVと圧の強いサムネにつっこみたい気持ちはひとまず引っ込めて、「可愛い系」にフォーカスしたレビューを展開していきます。変な意味ではなく、本曲はミーシャの幼女らしさが際立っているところが素晴らしいので、白石さんの高い演技力を称賛したいです。同時期に放送されていた『ゴールデンカムイ』(第2期)のアシㇼパや、以降で紹介する『アニマエール!』の牛久花和と比較すると、演じ分けの妙が理解しやすいかと思います。
特に気に入っているのは発声のたどたどしさで、中でもサビの”楽しくなれたらいつか”の”なれたら”が「なぇたら」に聴こえる箇所は、語中の(母音に挟まれた)ら行子音として歯茎はじき音が出現し得る場面で、舌端が歯茎に届かずふるえ音に近くなっている(本来日本語には出てこない音なので捨て仮名で表現しました)ところに、ロシア系JSっぽさが感じられて好みでした。敢えて解析的に書きましたが、要は舌足らずの「れ」が可愛いというだけの話です。
作編曲の観点では、緩急を活かしたつくりとなっている点を評価します。ロシア語が取り入れられたキャッチーなフック(”わおーっす!”~)による幕開けで文字通りつかみはばっちり、続くAメロは徐々にバンドサウンド;主にギターとドラムスによるスピーディーなビート感が顕になっていくアッパーなアレンジが、宛ら上昇していくミーシャのウザウザボルテージのようです。
この流れを受けて歌詞に直接”ウザいっ”が登場するBメロは、つばめの応答分(”ウザい?”)も含めて様々な不満へのリアクションを堪能出来るパートですが、ここまでに積み重ねてきた熱量は一旦クールダウンさせられている印象で、それはかっちりとした演奏に変化しているところにも表れていると言えます。またもミーシャの心情に喩えるならば、つばめをなるべくやり過ごして冷静でいようとする姿勢が反映されたセクションであるとの理解です。しかしその我慢も愈々限界に達し、色々と含蓄のある”オトナよ、オトナになれ!”のお叱りをバックにしながら、楽想は再びアッパーな向きを取り戻してサビへとなだれ込みます。
ピロピロしたシーケンスフレーズも入ってより疾走感を増したサビは、そのサウンドとは裏腹に旋律には何処か切なさが混じっているように感じられました。これは言わばミーシャのデレ要素で、歌詞の”わたしのことをもっと ちゃんとわかってよ”や、”楽しくなれたらいつか 変わ
ような気がするけどね”で示されているように、出来れば仲良くしたいという素直な子供心に寄せた絶妙なメロディラインであると、尊い解釈を載せておきます。…まぁそれは、結びの”……ちがう気のせいだ!”で再びフックに戻る展開から察せる通り、儚く一時的なデレですけどね。笑
作詞はご存知畑亜貴さんによるもので、難しい表現を使わずに核心を衝いてくる手腕は、本曲でも存分に振るわれています。先の”オトナよ、オトナになれ!”もその一例で感動すら覚えたほどですが、他にも”アイじゃない 侵略でしょ”の本質を捉えた指摘や、百人一首からの引用であろう”(色にいでちゃうのです!)”による鮮やかな返しもお気に入りのフレーズです。
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お次は『アニマエール!』の主題歌をまとめてレビューします。まずはOP曲・神ノ木高校チアリーディング部 - 鳩谷こはね(CV.尾崎由香)/ 有馬ひづめ(CV.山田唯菜)/ 猿渡宇希(CV.井澤美香子)/ 舘島虎徹(CV.楠木ともり)/ 牛久花和(CV.白石晴香)による「ジャンプアップ↑エール!!」(2018)から。
同曲については今回の振り返りので一足先に取り上げていて、「チアを題材としたナンバー」を語る中で好例として例示したわけですが、そこに記した「突き抜け」の概念はチア楽曲に於いて重要なものなれど、ここに再掲するには関連記述が長過ぎるため、お手数ですが詳細はリンク先を参照していただければ幸いです。以降に出てくるギリシア文字が意味するところも、当該記事の内容に準拠します。
ということで、用語の説明をすっ飛ばした全体評のみ引用しますが、『αを積み重ねて展開しつつも、サビの”盛り上がる気持ち”から続くラインはβ(正確には”One for all”~の部分はαの混合タイプ)なので、同種の「突き抜け」を抱くナンバーである』と述べているように、セクション毎の華麗な転身が実にチアらしい縦横無尽さを携えていて好みです。この簡単なまとめで本曲の良さを端的に伝えたこととしますが、これで言及を終えてしまうとわざわざピックアップした意味に欠けるので、以降では細かいツボを紹介していきます。
アレンジ面ではAメロ裏のブラスがお気に入りです。スウィングしたくなるようなグルーヴ感もさることながら、ベロシティが丁度好いと言いましょうか、耳に飛び込んでくる音の均整にイヤガズムを覚えます。
そもそもブラスが取り入れられていること自体に好感触で、このサウンドスケープはチアオンリーというよりは、吹奏楽やブラスバンドも含めた「応援団」を意識したものだと推測しますが(この点では振り返りのに書いた「応援のファクター」も参考になるかも)、仮にチアだけでビートメイキングを行おうとすると、リズムはクラップとホイッスルで取る発想になると思うんですよね。
クラップを外す選択は流石に王道から逸れてしまうからか、本曲もA裏に限らず随所で効果的に取り入れられていますが、メインに据える気鳴楽器に関しては、ブラスをチョイスしたことが功を奏していると分析出来ます。補足ですが、ホイッスルはホイッスルでその役割がきちんと活かされる場所に配置されており、フックやサビ前の”Jump up Cheers!”を含むパートや、サビ後半の”ファイト”から続く部分など、αのセクションでしっかりと鳴り響いています。
メロディ面ではサビの”We are Cheers let’s go!”が、一度目は上昇/二度目は下降のラインになっている対比が素敵です。前者は期待通りのポップさが心地好く、”(Fufu!)”が自然に出てこれる流れを形成している点がキャッチーで、後者はここで翳った旋律に変化する意外性と、このタメによって”ファイト”以降の盛り上がりが一層映える音運びとなっているところが技巧的で、それぞれ楽想上の意味は大きいと見ています。
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続けて同作のED曲、同じく神ノ木高校チアリーディング部による「One for All」(2018)をレビュー。曲から受ける印象には「切ない系」の向きもあるのですが、上掲のED映像も込みで「可愛い系」での紹介とします。
トラックメイキングを手掛けたのは本田正樹さんで、個人的には『Tokyo 7th シスターズ』の関連楽曲で既にファンだと言えるクリエイターです。当ブログで初めてお名前を出したのは(「SHAKE!! ~フリフリしちゃえ~」の項)にてですが、それより前の『ナナシス』記事でも氏のワークスを絶賛していて、、、と、お気に入りが多くあります。
このように既知の楽曲はそれなりにあれど、作曲家像を描写するにはサンプル数が少ないため(『冴えない彼女の育てかた♭』のED曲や『信長の忍び~姉川・石山篇~』の主題歌も知ってはいますが)、あくまでもその一端を記すのみとなりますが、繰り返し聴きたくなるような中毒性を残すことに長けていらっしゃるイメージです。
本曲で言えば、サビとそれに続くコーラスパート(”We can do it now,”~)自体のノリの良さもそうですが、そこから何処となく90年代風の趣があるシンセリフ(e.g. 1:28~1:41)に移行して、これがサビメロを変形したものであることによる連続性でもって、止め時を逸してしまう感覚を「中毒性」と形容しました。共感を得られるかはわかりませんが、エクササイズに使われる楽曲のような反復的なグルーヴが気持ち好いと換言しても構いません。
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ここからは「中身の濃いレビューには発展させられそうにない曲」をまとめて紹介します。こう書くとネガティブに聞こえるかもしれませんが、スペースを作ってまで紹介しようと思うくらいにはお気に入りの楽曲群であることに留意してください。「発展させられそうにない」のは、僕の技量不足&時間不足によるものです。
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『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』3rd ED曲・SILENT SILEN「Go Way!」(2018)。振り返りのでは同作のOP曲をレビュー済みで、簡単にではありますが作品評はそちらに載せています。
本曲はED映像も込みで、子供サイドのヒロイン(?)であるJSユーチューバー・上田アズサがメインで扱われているため、普段の作品内容からすると異質なナンバーかもしれません。ゆえに「可愛い系」での紹介となるわけですが、CVを務めている竹達彩奈さんによるものではなく、サイサイの楽曲を持ってきたことも意外だなという感想です。
サイサイは今までにも幾度か聴いてみようと思ったことはあったものの、何となく機会を逸し続けてきていたので、音源でまともに聴いたのは本曲が初だったのですが、こんなに甘い声&歌い方だったっけ?と予想外に感じました。浅いリスナーの意見と流して結構ですが、言葉を選ばなければ「媚び媚び」と形容出来るほどのボーカルの質が、アズサのキャラクターとマッチしていたため、悪くないタイアップだったと思います。
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『ソラとウミのアイダ』キャラクターソング・ルビー・安曇(CV:井上ほの花)「Bad Vinny & Martian」(2018)。後の記事で取り上げますが、同作のOP曲目当てで手を出した上掲のボーカルソング集の中では、本曲に光るものを感じました。2分に満たない短いトラックなんですけどね。
便宜的にルビーのキャラソン扱いにしましたが、曲名が示しているように、正確には劇中劇の主題歌としたほうが据りがいい内容です。詳しい設定は失念しましたが、確か怪盗モノのアニメだと説明されていた気がするので、サウンドやメロディラインには王道の格好良さが宿る仕上がりとなっています。
しかし井上さんの声質のキュートさと、コーラスというか合いの手の力の抜け加減が絶妙で、「カラオケで盛り上がった感」が醸されているところが好きです。中でもクセになるのは、”(びっくりだ~)”、”(かわいい~)”、”(昭和か~?)”あたり。ネームバリューによる贔屓目も少しありますが、流石広井王子さんによる作詞です。
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『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』OP曲・ピュアリーモンスター「Secret Story」(2018)。ある意味では話題となったアニメですが、残念ながら僕は途中で切ってしまいました。しかし主題歌は良さげだった記憶があったのと、本記事のメインで取り上げた楽曲のレビュー中に記した、「[ちゅ]を活かした楽曲」の補足に使えるので、ついでに紹介しようという選曲理由です。
”(Chu Chu I LOVE YOU Chu Chu)”と、ダイレクトにキスにつながる[ちゅ]の利用が認められますが、ラブコメ作品の主題歌であることと、声優アイドルグループによるナンバーであることを考慮すれば、この上なく適切な可愛いアウトプットだと評せます。サビの歌詞も”好き好き大好き!! 世界一好き!!”で始まる直球さで、続く”ホントは大声で叫びたいよ”で一歩引いてはいるものの、ここまで振り切っていると恥ずかしさは些細なこととして奥に押しやられしまうのかもしれませんね。
こうして改めて聴くと、表面的な可愛さの裏に味わい深さのある良い曲だなと感じたのですが、クレジットを見て作編曲がno_myさんだとわかり納得しました。当ブログに於ける氏のワークスについては、とに言及があります。
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以上、【’18秋アニメ・アニソン(可愛い系)編】でした。過去の【(可愛い系)編】も似た傾向にありますが、ぱっと聴いた印象が可愛いものでも、その中に格好良さや切なさを見出すとそちらを優先しがちになるので、結果として「可愛い系」での紹介曲数は少なくなりますね。
竹達彩奈を育む
今日、最近私がハマっている五等分の花嫁のOPがダウンロード販売で1曲250円だったので、アメーバのゲームクリアのドットマネーで貯めたギフト券で買って来ました。
250円
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↑ダウンロード販売はこちらから買えます。
封入特典が不要でOP曲だけ欲しい人は250円の分割販売が一番お安くてお得です。
ダウンロード販売で間違えたらいけないのは、インストとTVサイズも同じ値段で売られている事と、カップリング曲が「ごぶんのいち」というタイトルで、OPと名前が近い事である。
そこは注意が必要である。
ダウンロード販売で買った時に困るのは、歌詞がない事が多い事である。
この曲の場合は、発売日から歌詞を紹介しているサイトがあったので、その歌詞に個人的メモ用としてソロ部分を明記するパート分けもしておこうかなと。
あくまでも個人的メモ用兼販促アピールなので、間違いとかあるかもです。
◆「五等分の気持ち」歌・中野家の五つ子(一花・花澤香菜、二乃・竹達彩奈、三玖・伊藤美来、四葉・佐倉綾音、五月・水瀬いのり)
※ソロパート部分は名前の色で参照。一花、二乃、三玖、四葉、五月
♪喜びも (喜びも)
悲しみも (悲しみも)
あなたさえ 五等分なんです
1つ つくり笑いも見抜かれ
2つ あんたなんか大嫌いよ!
3つ 真っ直ぐなこの気持ち気づいて
4つ 気が付くとだんだん
5つ 分かりあえたね
勉強だけじゃなくて 君を知りたいよ
大嫌いから (大嫌いから)
大好きへと (大好きへと)
変わる心についていけないよ
どんなことも (どんなことも)
あなたさえ (あなたさえ)
五等分です
でも私 私 私 私 私はあなたが好きよ
少し複雑に心の中 でも変わってゆく気持ち
ずっとこんな関係続いたらいいのになぁ・・・
忘れられない思い出も
これから増えるストーリーも
あなたなしだったら 意味がないダメよ
ずっとそばで (ずっとそばで)
おしえてね (おしえてね)
だけど勝手に 胸の鼓動高鳴る
運命だって (運命だって)
信じられる (信じられる)
同じ気持ちね またいつか いつか いつか いつか
この日を夢に見るから
少しずつ変わる想い
焦りや苛立ち 和らいでく
信じきれる自信
胸の奥に隠れてる言葉
甘えベタだけど いいんですかって
わたしついて行くわ
いつまでも 忘れない
出会えた奇跡 偶然じゃない
そうでしょ?
大嫌いから (大嫌いから)
大好きへと (大好きへと)
変わるココロに ついて行きたいよ!
どんなことも (どんなことも)
あなたさえ (あなたさえ)
五等分です でも私 私 私 私 私は
ずっと ずっと ずっと ずっと あなたに
愛を誓います
We are the brides…
We are the brides…
We are the brides…
We are the brides…
Please♪
※総括(注・ネタバレ要素含)
5つ子の気持ちに寄りそった指導が必要だと言われた上杉君の影響があったかは
かりませんが、歌詞はかなり5つ子の気持ちに近い詞になっています。
その為1番から原作のネタバレ歌詞となっています。
1番の個々人が歌っているパートの歌詞通りのイベントが原作では起きていますし、2番や最後の部分のイベントもありますので。
五等分です。の部分を五月が歌っているのは、5つ子を産んだ母親(故人)が5つ子達によく言っていたセリフであり(喜びも悲しみもみんな一緒にいれば五等分出来る)、母親の辿った道を追いかけるような形になってる五月にそこを歌わせる事でより5つ子の感覚を出している表現であると感じます。
あなたなしだったら意味がないという部分は、今後のアニメで描かれるであろう林間学校の話の事でしょうし、勝手に胸の鼓動が高まったのはおそらく正月の事でしょう。
なので原作を先まで読んでいる人にはニンマリ出来る歌詞であるなという印象です。
この歌詞を見ていると、1番のサビではみんなソロ部分で同じ歌詞であったのに対して、2番以降では五月だけが違う言葉となっている。
「甘えベタだけどいいんですか?」と最後の「あなたに愛を誓います」という2つの踏み込んだ歌詞で、五月が二乃に言った「隠し事は言えないから隠し事というんです」という物の中身を出しているように感じる。
1番のサビは5人とも「私はあなたが好きよ」と区別がない。
2番のサビは4人が「いつか夢に見るから」、五月は「この日を夢に見るから」
おおっ、具体的になった。
と感動した所で最後の部分。
4人は「私はずっと愛を誓います」、五月だけが「私はあなたに愛を誓います」になる。
五月大好き派としては、これは五月END期待出来るかなと感じた歌詞でした。
久しぶりに曲を買いたいと思わせてくれる可愛い歌でありました。
竹達彩奈は今女性に人気の高い(メーカー)ブランドですね、有名ブランドの通販ショッピングモールもあります
🌲🌲🌲ようこそ、パンニャシアランドへ🌲🌲🌲
Welcome to my lalaland.
こんにゃんちゃ、ぱんにゃ(膨猫声)です。
Pannyacialand Image Song
「Wonderland/Dream Ami」
今回も、故大滝詠一さんの真似で開始した
新曲チェックですが
故大滝詠一さんは
洋楽TOP100を
チェックしていました。
私は今は洋楽に興味が無く、
韓国の女性の曲の良さに驚いています。
では
M-ON!COUNT DOWN50より
良かった曲の発表です。
7位
「僕らまだアンダーグラウンド/Eve」
惜しいなあと感じた曲は
28位
「CONVERSATION FANCY/神宿」
歌詞の良かった曲は
19位
「forget-me-not/ReoNa」
でした。
その他の初登場曲は
25位「君のうた/嵐」
16位「Innocent Note/竹達彩奈」
11位「Alright/GRAPEVINE」
9位「Wind flower/MAMAMOO」
8位「傷だらけの愛/ジャニーズWEST」
6位「ICHIDAIJI/ポルカドットスティングレイ」
5位「Sweet and Sour/Nulbarich」
4位「チャイム/YUKI」
3位「My Tresure/M!LK」
2位「Addicted/Nissy(西島隆弘)
1位「君を大好きだ/Kis-My-Ft2」
今回は、
完成度の高い曲が多いのですが、
私に合わない曲が多かったです。
引き続き
LONG HIT曲の順位は
47位「そっけない/RADWIMPS」
45位「Darling/西野カナ」
44位「トリセツ/西野カナ」
42位「君はロックを聴かない/あいみょん」
40位「BDZ/TWICE」
39位「U.S.A./DA PUMP」
38位「シンデレラガール/King&Prince」
37位「Finally/安室奈美恵」
36位「アイネクライネ/米津玄師」
35位「Flamingo/米津玄師」
34位「夏疾風/嵐」
32位「蕾/コブクロ」
31位「if…/DA PUMP」
29位「Slumberland/King Gnu」
26位「アイノカタチ(feat.HIDE GReeeeN)
/MISIA」
24位「Memorial/King&Prince」
22位「恋を焦らず/Little Glee Monster」
21位「Face My Fears/宇多田ヒカル&Skrillex」
20位「灰色と青(+菅田将暉)/米津玄師」
18位「雪の華/中島美嘉」
17位「Pop Virus/星野源」
15位「帰り道は遠回りしたくなる/乃木坂46」
14位「Lemon/米津玄師」
13位「僕だって泣いちゃうよ/NMB48」
12位「Stand by you/SKE48」
以上の結果でした。
名曲紹介
「SNOW DISTANCE/palet」
今日のにゃんこちゃん
雌猫ひめキュンが亡くなってしまいまいたが、
秋元康さんのお陰で
ひめキュンのエピソードの
「シンクロニシティ/乃木坂46」
が大賞を獲得しましたので
思い切って
CAT TOWERを購入しました。
猫は自分から進んで乗らないので
乗せて写真をパチリ
この後、黒猫は来なくなりました。
親猫でBOSS猫🐈も
様子見に来ました。
この可愛い顔から
全ては始まりました。
朝日俳壇 稲畑汀子選
「駄句駄句と八十路の句作うかれ猫🐈」
高崎市 山本春樹さんの作品です。
FREE SOFTで製作した自作曲です。
🌳🌳🌳それではまたのご来場をお待ちしております。🌳🌳🌳
竹達彩奈 関連ツイート
Twitterキャンペーン、待望の第2弾!
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2019年3月1…
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