すべてが教師になる
教師 丸くは、ならない。
7月15日(日) 第2便
最初の結婚💒の決意をした時、私は
まだ27歳だった。
成人はしているし、社会に出て正社員
としても働いた経験もあったが、今か
ら思えば、27歳で、いったい何がわか
っただろう……と悔しくも情けなくも
思う🤦♀️
前回の記事で、
「具体的で、社会通念的で、大人らしい
理由を表明できず、1度目の結婚をして
しまった。」
と書いたけど、何年も経ってから、結婚
や、オトコとオンナの間に、難しい論理
なんて必要ない🙅♀️、もっともっと動物的
で、直観的に判断して良かった、いや、
それに正直に従えば、無駄な婚姻やまわ
り道も避けられたと気づくことになった。
トマト🍅好きの母が育てている。
カラスなどに食べられないよう細心の注意
が大事☝️
〝丸中さんはいい人だった。〟
こう書いた時点で、多くの女性はおわか
りになっただろう。
女性にとって〝いい人〟な男性は往々に
して魅力がない。
しかし、私には、旧家の一人っ子✨と
しての重責があり、婿養子に来てくれ
るのなら、大抵の事は辛抱せねばなら
なかった😿
やはり、この点が正確な判断を下す目
👀と心を曇らせた。
「一人っ子だから、この家の跡取りに
ならねばならない境遇」に反抗しつ
つ、20代の多きを送って来た私だった
のに、ココ❗️と言う時に、我よりも
家🏡を尊重する、いわば弱腰、ヘン
に従順になってしまった。
破天荒な娘を育ててくれた両親に対
する恩もあった。
ナス🍆も。
けど、ご近所さんからももらうから……😅
話を戻そう。
短かったが、交際中、丸中さんには
どのような感情を抱いていたかだけど、
外見がまったく理想と逆行していた☹️
〝結婚相手は外見じゃない、人柄よ!〟
とかつて流行った、わかったような
暗示……
だが、これは軽視できない🤔
だって、視覚的に訴えてくるものは
絶対である。ストレートだし、何十
年もほぼ毎日目に入る可能性が高い。
よって、この時点で何とも受け入れ
難いなら、「無理です」と素直になっ
た方が賢明である👌
それから、外見の好みに近いが、
生理的に許容できるか否か、は最重要
項目だ。
猛暑のため、夕飯後ダック🐶と散歩している
間、母はまた庭の草むしりをしていた。
頭が下がる🙇♀️ 早く裏の土地が売れて、母を
少しでも楽にさせたい。
当時、丸中さんとは、おしゃべりは
楽しかった。
落語好きで教師👨🏫だけに、話術には
長けている。
当然かもしれないけど、毎回美味し
いお店に連れて行って、ご馳走して
くれるのも⭕️(彼は私より5歳年長)
会うのは嫌ではなかった。
公認デートを重ねた。
断るにも、例の説得力ある理由が、
あの頃の、若い私には何か理解でき
ぬまま、だった😶
そんな状態で、早々にプロポーズ💐
一緒に食事🍽して、歩いて、おしゃ
べりして………で、プロポーズ。
でも、手をつないだこともないし、
ましてキス💋なんてなかったし、
もちろんハグさえナシ。
37度を超えた、今日7月15日の夕暮れ
時代はもうそれほど保守的ではなかった。
ただ、少なくとも私は、丸中さん
と手をつなぎたいとは思わなかっ
た。
キス💏だって期待しなかった。
ハグなんて、冗談でしょ🤭という
心境だったのに……
あの当時、私は無知だった。
〝生理的にダメです、受け付けない!〟
のも、見合い結婚を断るれっきとした
理由になること、理由にして良いこと
を知らなかった😨
新婚生活が始まっても、この生理的な
ブレーキというか、違和感というか、
〝あー、やっぱり無理〟感は全然薄ら
ぐことはなかった💧
★条件が良ければ好きになる👌
★生活していけば慣れる
なんてない。
生理的な不調和は半永久的に、きっと
平行線のままなのである。