私は、会計を済ませる為にカウンターに向かいましたが、店員さんの姿は何処にも無かったのです。
私以外に客は居ないのか、静まり返った夜のカラオケ店…、
そこは、まるで、間違って迷い込んだゴーストタウンの様に、奇妙な空気が漂っていたのです。
私(忙しいのかな?だけど私以外に客が居る気配はないけど…)
ふと見ると、カウンターには汚れた食器類が所狭しと放置されたままです。
そして、そのカウンターの先に目をやった私は、驚愕しました❗️
カウンターの延長線上に、2歳の女の子が、暗く寒い中、独りぼっちで座っていたんです。
その手には、携帯型のゲーム機が握らされ、暗闇の中で異様な光を放っていました。
その女の子は、未婚で出産した店員さんの子供で、時々、店に連れて来ていたので、私にも馴染んでいました。
しかし!
以前の屈託の無い明るい表情とは違い、何処か冷たく、子供とは思えない程の異常な雰囲気を纏っていたんです。
私「お母さんは?居ないの?」
女の子「…、」
反応がおかしい…、
明らかに、以前とは様子が違う…、
私は再度、優しく声を掛けてみました。
私「お母さんは?」
女の子は、無言のまま、背後(バックヤード)の方へ、一瞥するかの様に視線を向けました。
私(バックヤードに居るんだな…、
でも、こんな幼子を、高さもあり狭いカウンターに、独りぼっちで座らせて、放置しているのは、何故?、怪しい…)
この子にとって、このカウンターは、降りる事が出来ない程の恐怖の場所である事は間違いありません。
母親である店員さんは、この子が降りる事が出来ない様に、ワザとこの場所に座らせているのです。
私(間違いなく怪しい…、臭う…、
見てはいけない光景が、繰り広げられている気配がする…)
私は、長年の勘で、バックヤーという密室で、淫靡な行為が行われていると直感しました。
私「すみませ〜ん❗️居ますよね〜⁉️そこに❗️💢」
私は、静寂を切り裂く様に、大声で叫びました。
それでも、誰も出て来ません。
奴等がフィニッシュする迄、待たされている時間は、私にとってのタイムロスです。
苛々した私は、会計を放棄して帰ろう、とした次の瞬間❗️
その店員さんと、新顔の若い男性店員が、仲良く現れたのです。
二人は平静を装っていましたが、ついさっきまで合体していたであろう淫らな余韻が、如実に現れてました。
私「あら?お二人の邪魔をしたかしらぁ?」
二人「…、」無言でスルーしています。大した玉です。
しかし❗️仕事も子供も放置し、就業時間内に、店内でセックスに溺れ耽っている二人に、怒りが込み上げて来ました。
私は、若い男性店員と肩を並べて、しれっと立っているバカ母親店員に、ブスリ❗️と釘を刺しました。
私「若いから気持ちは分かるけど、一番に母親をしてあげてね❗️💢」
その言葉に、我に返ったのか、一目散に子供の元へ駆け寄り、抱き上げる店員さん。
母親の暖かい胸に、小さな頭を埋もれさせている女の子。
その顔は見えませんでしたが、きっと、悲しさと嬉しさが入り混じった涙が、滲んでいたのでは無いかと思います。
私は、若い男性店員の左手の薬指に、指輪があったのに気付きました。
私(彼女、また不倫しているのね…、呆れた。いい加減に学習しろよ…)
私は、3人のそれぞれの姿を背後に、カラオケ店を出ました。
だけど…、
私が帰った後、再び子供をカウンターに乗せ、誰も居なくなった店内で、思いっ切りハジけた第◯ラウンドが開始した可能性はゼロでは無い…、
あの子は、マトモには育たないだろう…、もしかしたら、あの馬鹿ヤンママ店員も、そんな母親に育てられたのかも知れない…、
ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
昨今のニュースで、内縁の夫が、妻の連れ子を虐待死させた事件が相次いでいますが、そのケースの母親は、男が出来ると、母親である事よ
も女が優先される肉食系ホルモン女なのでしょう。
ただ…、店内がラブホ化している背景には、管理職不在という環境も関与しています。
昨今のユーチューブでのイタズラ動画にしても、経費節減の名目で管理者不在という環境は、バイト達にとって無法地帯となり、トラブルの元凶となっているのです。
人は、人の目が無い所では、誘惑に負け、悪い事をやるのです。
管理者は、性善説を過信してはいけません。
もし、どうしても人手不足で、複数店舗を掛け持ち店長しなければならないのなら…、
防犯カメラを設置して下さい。
野生の本能剥き出しの、興味深い動画が撮れる事、間違いなしです。
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