恥をかかないための最低限のケラケラ知識
ケラケラひとすじ
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★朝、看護師さん二人が部屋に来まして、いつものように検温と血圧測定をしていきました。
その際に
「あのー、これはもしかして紺美さんの忘れものじゃありませんかー」
と、グレイのブラジャーを差し出してきました。
脱衣場での忘れ物みたいです。
見ると素材はグレイで、カップの上にはスヌーピーのイラストが大きくクッキリと描かれています。
「随分と可愛らしいブラですね。
私より若いかたのものじゃないかしら」
看護師さんは言いました。
「ええ、一番若い人のモノだと思って・・・このフロアーの患者さんの中で一番お若いのは紺美さんなんですよー」
ってことは、誰かお婆さんのものだわ。
なんて若々しいご趣味かしら・・・。
孫がサイズが合わなくて放っておいたのを、勿体なくてお婆さんが身に着けていたのかしら・・・
どっちにしても、このフロアーで私が一番若い女なのね・・・
なんだかなぁーーーー、嬉しいような悲しいような・・・。
★階下に涼しい冷房のよく聞いたラウンジがあります。
私は大して用事もないのに、脇にある売店で日課のように森永のマウンテンコーヒー飲料とヤマザキのコーンマヨネーズパンを買って、ラウンジでラヴちゃんのことを1人で忍びながらモグモグゴックンしてます。
よく、そうやってラヴちゃんとベンチでひとときを過ごしたものです。
今日も売店でいつものを買ったのですが、売店の棚から買う予定のないモノを落としてしまいました。
私は拾うことができません。
拾おうとすると、私が頭から崩れ落ち、私自身が大きな落とし物になってしまうのです。
私は商品を落としてしまいましたから、レジのほうにいた店員さんの方向に向いて
「すみませ~ん。落としてしまいました~」
と、言ったのですが、如何せん、蚊の鳴くような声でフニャフニャです。
店員さんにこの声は届かないようです。
すると、脇をちょうど通りかかった小学2年生くらいの女の子が
「これ、落としたんですね。どこに置いたらいいですか」
と、落としたものを拾ってくれたうえ、棚に戻してくれたのです。
そんなことをする小さな女の子がとってもとっても可愛かったです。
それと同時に自分についても考えてしまいました。
そんなことを子供にさせてしまう人間になったのだなぁと妙に落ち込んでしまいました・・・・。
そのあと、ラウンジでパンを食べていたら、先ほどの女の子とお母さんらしき人が乳母車を押しながら歩いていました。
女の子は私に気付いてないようで、お母さんと一緒に乳母車を押しながら、ときどきスキップをしていました。
乳母車には少々大き目の男の子が乗っていました。
多分、女の子の弟じゃないかしら・・・。
その子はどうやら障害があるようです。
女の子もお母さんも乳母車の男の子もケラケラと笑い声をたてていました。
私はずーと女の子たちの後ろ姿を眺めていました。
難病は早く見つけての気持ちです
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