えっ！あのEMSがこんなにお得に買えちゃうの！

 

↓善徳寺の三門の彫刻も井波に劣らず素晴らしく、ついつい見入ってしまいます。

 

またPosLaju（マレーシア郵便局）の話題です。ただいま、クアラルンプール都市部の郵便局ではインバウンドで入って来る荷物を消化しきれていません。

 

郵便局員によると、すでに２ヶ月この状態らしいです。

 

選挙で公約通り、５日間の臨時祝日になったことによって、国内便はもとより、外国から入って来る荷物もあるため、各郵便局に運ばれる荷物は、集配される荷物を大幅に上回っている状態！

 

その日に消化出来なかった未配分の上に、翌日、今度はまた新しい荷物が各局に運ばれて、未配分の上に重ねられていくようです。

 

つまり、下になればなるほど、見つからない…

 

実際、お菓子教室の生徒さんのご主人の荷物が、未配のまま、かなり時間が経ってしまい、ご本人は諦めたそうで…

 

 

日本から７月５日に送られたEMS便は順調にクアラルンプール空港に到着。

 

７日に通関して、友だちからその連絡がありました。

 

そして到着は今か、今かと待っていたら…

 

１週間経ち、そして１０日が経ち…

 

日本の友だちが出荷した地元郵便局に問い合わせてみたら、

 

私が追跡番号を元にマレーシアの最寄りの郵便局に照合した方が良いとのアドバイスでした。

 

電話してみたら、間違って別の局だったのですが、きちんと荷物は該当局に到着していることを教えてくれました。

 

 

クアラルンプールに到着してから１１日も経ってしまったので、郵便局へ。

 

相変わらず、右側画像は荷物を問い合わせに来た人たちで、ごった返し～！

 

みんなうんざりした顔つき…

 

 

手前の局員のオネエサンが、この黒いボックスに入れられた紙を見て、後ろに荷物を探しに行くシステム。

 

探すのは、大勢いる別の局員たちです。

 

紙には、追跡番号、名前、電話番号と住所を書いて入れておきます。

 

待つこと、４０分ぐらい。

 

その後、男性局員に、

 

荷物がどこにあるのか分かりません。

 

なぜなら、この２ヶ月間、荷物の分配が滞っていて、荷物は溜まるばかりで消化しきれていないのです。

 

見つかったら、電話連絡します、

 

って、言われました。

 

が！

 

絶対、電話はかけてこないから、ここで引き下がらず、ちょっとダダを捏ねないといけません。

 

「ちゃんと電話して来る保証がありますか？

 

いつも、そうおっしゃいますが、１度も電話をもらったことがありません。

 

EMS便は通常便よりも、もっと代金を払っています。

 

特急便として取り扱われるべきなのに、どうして通関してから１１日間も行方不明なんですか？

 

日本の母から(大ウソ！）の誕生日プレゼントなんです。（本当は、友だちからのプレゼント）

 

遅くてもいいから、必ず届くという確証が欲しいんです。

 

日本の母が悲しみます（ウソつき～！）。必ず電話してください。

 

ついでにあなたの名前もここに書いてください」、

 

とお願いしました。

 

相手は人の良さそうなマレー男子。

 

母親、それも日本という遠い国、誕生日プレゼント、とプラス、宗教上、親を敬うお国柄の情に今回は訴えてみました。

 

嘘も方便だと思った次第…

 

局員は、名前もちゃんと書いてくれました。

 

 

そうしたら…

 

なんと奇跡が起こりました！

 

その夜、９時過ぎに郵便局からの着信記録４回！

 

素晴らしい～！！！

 

昨日の朝にも電話がかかってきて…

 

「荷物の中に何が入っていますか？」

 

はぁ～！？どうして私が中に入っているものが分かるんですか？

 

（ミーシャもその質問にビックリ！分かったら、超能力者になれるにゃ～！）

 

「じゃあ、何でもいいから荷物の形状を教えてください。

 

どこ探しても、あなたの荷物は見つかりません。

 

どんな形か、色か、サイズか、何でも良いから特徴を教えてください」、

 

なんて言われて、私がまた電話をかけ直すことで落ち着いて…

 

その後すぐにLINE電話で日本の友だちに荷物の形状を教えてもらいました！

 

とってもラッキーだったのは！！！

 

友だちが変わった荷物の梱包の仕方をしてくれたのが功を奏しました♡

 

南アルプス天然水の２リットルボトル６本入りの箱で、前面に白のテープでイギリスのユニオンジャックのようにテープを貼り付けてある、etc…

 

さっそく、ペットボトル２リットルサイズ、６本入りの箱のサイズをググってみて…

 

ついでに画像も見つけて、ユニオンジャックのようにテープを貼った参考画像も作って…

 

電話のあった携帯にSNSしてみたけれど、ナシのつぶて。

 

電話を何度しても、局代表電話にもしてみたけれど、誰も出ない。

 

これが当たり前のマレーシアのPosLajuです。

 

大きな局は、ほとんど誰も電話に出ません。

 

仕方ないので、決心して、

 

教室と気功施術が終了した午後遅くに、こんな表を参考用に、そそくさっと作成して渋滞が始まらないように急いで局へ…

 

 

郵便局に行きましたとも～！！！

 

これで、見つけてくださいと、祈り半分で、

 

 

混雑するPosLajuへ。

 

私の大きな紙を黒のボックスに入れておいたら、それを持って探しに。

 

待つこと、小１時間！

 

こりゃ、ちゃんと探してくれているな、と思え始めた頃…

 

局員のひとりが荷物を抱えて来たのが、私のだってすぐに分かった～！

 

 

こんな特徴があったからこそ、１時間もかかったけれど、荷物を探り当ててくれました！

 

 

美味しいものたくさんに、一保堂茶舗のお茶たちに、

 

 

ヒーリングカードに、旅行好きな私のために面白そうな本が、ひとつずつきちんと梱包されて出て来ました。

 

箱にはなんと濡れても良いように、透明のガムテープでぐるぐる巻き。

 

これも特徴のひとつになりました！

 

 

長くなりましたが、マレーシアに郵便物を送る場合、

 

①　特徴のある外見にする。（色付きテープを貼るのがオススメ！）

 

②　サイズ、箱の形状は必ず控えておく。

 

③　受け取り手の電話番号は必ず記載。

（不在票を入れずに、SNSとか電話をして来る場合多し！）

 

④　EMS便で送れない場合、日本からだとSAL便を利用する。（EMS便同様、SAL便は追跡番号が付いて来る）　

 

 

追跡番号でネット追跡していて、通関してもそれから音沙汰無い場合は、

 

①　まずは、最寄りのデリバリー専門の郵便局（スバンジャヤの端っこに住んでいる私の場合、なんとPJ局になる！）に電話で問い合わせ。

 

②　ほぼ電話が不通の状態なので、直接、出向く。

 

③　追跡番号を元に照会してもらう。（ネット上の追跡とは違い、PosLaju局内の追跡は、もっと詳しい情報あり）

 

④　その時に、荷物のサイズ、形状、色、特徴などを書いた紙（�
�来たら画像入り）を作成して持って行く。

 

⑤　探せないから電話すると言われた場合は、必ず局員の名前と、確実に連絡が取れる電話番号をもらう。

 

⑥　それでも荷物が見つからない場合は、根気よく待つか、何度も郵便局へ行ってみる。

 

⑦　最後は、運もあるのですが、引き下がらない覚悟でいると、いつも見つかります。

（局にもよるけれど、外国人だと真摯に探してくれます！！！）

 

参考までに、私はこの２年半でいろんな荷物を送ってもらっていますが、PosLajuで紛失されたことはまだありません。

 

必ず届いています。

 

DHLはさすがに速くてアマゾンの場合、１日でこの間到着してびっくり仰天！

 

アマゾン注文の場合、普通航空便との違いは、千円程度だったので、DHLの方が精神的にお得です！！！

 

 

最後にPosLajuのトラック!

 

なんとなくかわいい～！

 

『私たちは幸せの小包をお届けします』

 

ですって…

 

いつも、そう願います…

 

一筋縄では行かない、マレーシア都市部の郵便事情。

 

混乱状態にある郵便局からのデリバリーを待っているだけでは、いつまで経っても到着しません。

 

局によっても違いはあれども、どのPosLajuも大なり小なり、マレーシア人にも嫌われているほどなので、忍耐が必要です。

 

でも、本当に見つかってよかった…

 

それにしても、一番奥にある荷物、果たしていつデリバリーされるんだろうか？

 

気が遠くなるマレーシアの郵便事情です。

 

 

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