④Dancing Beauty -Idol Project
・価格:120香港ドル(香港ストア、約1,700円)
・曲数:6曲
・難易度:3種(イージー、ノーマル、ハード)
・ジャンル:アイドルダンスゲーム&ギャルゲー
・オススメ度:★★★★
ダンストレーナーになって、生徒のキャンディをダンス大会で優勝に導くギャルゲーパートと、ダンスゲーパートがある、一本で二度美味しい?ゲームです。
なんと、現在香港でしか売っていませんが全編日本語対応で、さらにフルボイス。
しかもCVは日本の有名声優が手がけているという超豪華な内容となっています。
ダンスにはモーションアクターもおり、ダンスの鑑賞モード付いています。
ギャルゲーパートは、今回はこのキャンディ編しかできません。
キャンディさんは顔が大きくてはじめはかなり違和感があると思います( ̄▽ ̄;)
違和感というより畏怖感?((;゚Д゚)ガクガクブルブル
ゲームはサマーレッスンタイプで、1週間の決められた期限の中で毎日レッスンやイベントをこなしていきます。
月曜スタートで日曜日がダンス大会本番。
マルチエンディングなので、やり込み要素は多少ありますね。
分岐点が多く、選択肢によって様々なイベントが発生します。
グラフィックのクオリティはあまり高くないですが、それ以外のところはなかなか頑張っています。
ダンスゲーパートは、ピンクと水色のボールがキャンディの手元から飛んでくるので、それぞれに対応したスティックを合わせると同時にトリガークリックでタイミングよく割っていきます。
そういえば記事本編ではあまり音ゲーパートの紹介をしていませんでしたね。
黄色い球は、左右のスティックを合わせてトリガークリックで割ることが可能です。この両手を合わせる仕草がなんとなくアイドルゲーらしいですね(//∇//)
球はどこで割ってもOKなので、逃してしまった球を自分の真横や振り向いて割ることもできます。
こういうVRらしい奥行き感を生かしたゲーム性がなかなかいい感じです╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
難易度が上がるとハートマークが出てきます。
これは見えづらいですが奥行きがあって繋がっており、
軌跡がある間ライン上にスティックを固定(トリガーは引いたまま)する必要があります。
ハートにはピンクと水色だけでなく両方のスティックを使う黄色も存在していますので、この辺りになるとちょっと忙しくなりますね。
しかし本番はこれから……。
さらに難易度が上がると星マークが出てくるのですが、これは軌跡のカーブに合わせてスティックを動かさなくてはならず、かなり難しいです。
なにが難しいって、AIRTONEなんかと違って、判定がめちゃくちゃシビアなんですよ。
この光る軌跡に対してかなり正確にトレースしなければならないのですが、
こんなのが連発したりして、
めちゃくちゃ難しい!((((;゚Д゚))))
これは少しトレース範囲を広げてほしいですが、ダンスしてる感はかなり高いですね。
このゲーム、水色の球はキャンディさんの右手(向かって左)から、ピンクの球は左手からそれぞれ出ており、色物ゲームと思いきやダンスゲームとしての出来はなかなか考えられています。
何より、曲が日本語(竹達彩奈や日本の歌手が歌っている)かつリズムのよい曲ばかりなので、とにかく乗りやすい!
まぁどれもアニソンみたいな感じなのですが。でもゲームの内容に合っていて思ったより悪くないですよ。
今後DLCであと5人のアイドルが参加予定ですが、本当に出るのか怪しい感じですね。まだ発売から2ヶ月なので、もうちょい先なんでしょうか?
日本語に完全対応してるんだからとっとと国内ストアにも出せばいいのに。
キャンディさんの容姿と顔のバランスがOKならオススメの一本です!(音ゲーモードだと顔の大きさはたいして気になりません)
(→このゲームの詳しい記事は)。
⑤Beat Saber(ビートセイバー)
・価格:29.99ドル(USストア約3,400円)
・曲数:16曲
・難易度:4種(イージー、ノーマル、ハード、エキスパート)
・ジャンル:スターウォーズライトセイバー型リズム斬撃ゲーム
・オススメ度:★★★★☆
PCVRで先行発売され、大人気となったVR音ゲーです。
左右の手に持ったスターウォーズのライトセイバーのようなサーベルで、迫りくるキューブを音楽に乗って叩き斬ります。
斬ったときの爽快感はなかなか。
キューブは真っ二つに吹っ飛んでいきます。
ゲームモードはキャンペーンとフリープレイがメイン。パーティはローカルでスコアを競うモードですが、フリープレイはネットでランキングが表示されます。
キャンペーンモードは出された数々のお題をクリアしていく、音ゲーとしてはなかなか斬新なモード。
お題は指定されたハイスコアやコンボクリア以外にも、セイバーを動かす距離が制限されたものなどいろいろあるので飽きません。
フリープレイでは好きな曲を好きな難易度でプレイできます。オプションも豊富なので、遊びやすいですね。
曲数が多く、乗りやすいいい曲が多いのもこのゲームの特徴でしょうか。
音ゲーなのに、壁が迫ってくるのもビートセイバーならではですね。
左右だけでなく、しゃがんで避けたりもします。
壁に当たるとコンボがクリアされてしまうので、しっかり避けたほうがいいですね。
通常の音ゲーであれば、いかに正確なタイミングでヒットしたかでパーフェクトやグッドなど判定が変わりますが、このゲームはキューブを切った角度や場所によってスコアが変わります。
こういう得点システムも珍しいですよね。
両方のセイバーを合わせると、バチバチと火花が散りますが、ダンシングビューティーと違い、両手で斬るキューブはありません。
両手で斬る紫のキューブとかあっても良さそうですけど、シンプルじゃないと爽快感が弱くなっちゃうのかな。
このゲーム、ハードまでは簡単なのですが、エキスパートになると一気に難しくなります。でもエキスパートの連続斬りが決まると、かなり快感です。
上下に連続で切り返したり、セイバーをグルングルンと回すようにノーツが並んでいるので、連続斬りが成功するとなかなかの達成感と爽快感が味わえます。
万人受けのしやすい、完成度の高い音ゲーではないでしょうか。
DLCで曲も追加される予定とのことです。
(→このゲームの詳しい記事は)
⑥AirTone
・価格:2,980円
・曲数:30曲
・難易度:3種(ベーシック、ミディアム、ハード)
・ジャンル:オタ芸風ダンスゲーム
・オススメ度:★★★☆
待望の国産音ゲーです!
ネオンちゃんというナビゲーターの女性型アンドロイドがいるのが、いかにも国産らしい。
キャンディと違って頭身などもちゃんとしてますね。
主人公は、VRを被ったら異世界の作業用アンドロイド(上の写真)の中に意識が入ってしまったという、いかにも電脳世界的な設定です。
ゲームは音ゲーパートと、ロビーでのネオンちゃんとの触れ合いパートで進行して行きます。
虹色に光っているオブジェを触ることでストーリーが進んで行きます。
ただ音ゲーをやりたい人には邪魔ですかね。早送りやスキップができないので……。
まぁ、ここもこのゲームの醍醐味と思ってネオンちゃんに付き合いましょう。
ロビー中央の音符を選ぶとゲームパートへ移動します。
1ゲーム終わるたびにここへ戻されてしまうのがちょっと面倒ですが、レスポンスは悪くないのでそこまで苦でもないでしょうか。
曲のセレクト画面。
各曲はベーシック、ミディアム、ハードの3レベルから選べます。
曲を選ぶと、ネオンちゃんのエスコートでゲームスタート!
ゲームは奥からラインに沿って流れてくる4種類のノーツ(黄色:叩く、緑:トリガークリック、ピンク:トリガー押しっぱなし、星:トリガー押しっぱなしで移動するラインに沿って100カウントで成功)をヒットしていきます。
座りプレイではなぜか真下のノードが叩けないので、強制立ちプレイ推奨ゲームですね(自分の環境だけ?)
ネオンちゃんはずっと近くをウロウロ飛んでいるので、真横を見るといたりします。
背景は数パターンありますが、あまり背景が流れている感じはしないですね。
曲のレベルが上がると、はじめは下にしかなかったノーツの流れるラインが上部にも移動して、
チューブの中を走っているような雰囲気になっていきます。
ゲームが面白くなるのはこの辺りからですかね〜。
でも判定はかなり甘めで、正確に叩かなくても叩けてしまっていたりしますね。
ほかの音ゲーだとここまで明確に腕を激しくぐるんぐるん動かすノーツは出てこないので、AIRTONEはかなりの運動量になります。
星型のノーツは、上下左右へぐるんぐるん動くレールのようなノーツに沿って腕を動かすモードに入ります。
このあたりの動きが、側から見ると、
オタ芸を踊っているようにしか見えない!((;゚Д゚)ガクガクブルブル
みたいで……。
自分がハードをやっているところを気付かぬうちに撮影されていたビデオ映像を見たのですが、本当にオタ芸以外の何物でもありませんでしたw
このゲームですが、残念ながら運動量が多い割に、爽快感が少ないんですよね〜。特にレベルが低いとただの作業感が強くてつまらないです。
かと言って、レベルの高い曲は楽しくなってくるけど、運動量が多すぎてキツくて……。
レベルが上がっても、何というか、リズムにのってクリアするというよりも、ただひたすら動くだけみたいな……。
うーん、なんだろう?
曲のせいというより、単純にノーツがイマイチなんでしょうか。自分にはやはり作業感がどうしても残ってしまうんです。
これならAudioBeatsのほうが低難易度でもプレイしていて音ゲーとしての爽快感はあるので、そのあたりは曲数を少なくしてでももっと突き詰めて欲しかったです。
初期は完璧に楽しいのが15曲×3難易度もあれば十分なので、あとはDLCでよかった気もします。
あと、何よりも、
AIRTONEは四十肩持ちには辛いです!。・゜・(ノД`)・゜・。
まぁ自分の場合肩は上がるんですけど、腕を上げた状態でホールドするのが辛いんですよ。
そういったところからも、運動量が多すぎる割に音ゲーとしての爽快感が少ないので、どうしても個人的な評価は星3つ止まりになってしまいます。
AIRTONEは音ゲーの中でもダンスゲームの要素が強いので、単純に、BeatSaberやAudioBeatsのようなリズムメインでバシバシ叩く爽快感の強い音ゲーが好きな自分にはあまり合わないのかもしれません。
AIRTONEが好きな人は、BEATSFEVERも好きそうな気がしますね。どちらも身体がガシガシ動く人なら、もっと評価が高いと思います。
自分の独断と偏見で6本のPSVR対応音ゲーを紹介してきましたが、最も一般受けしそうなのはやはり単純爽快なHAPPY DRUMMERとBeat Saberでしょうか。
ただし、HAPPY DRUMMERは馴染みに近いリズムの曲が少ないので、曲数が多く日本人の好みにも合いそうなAIRTONEなんかも身体がガシガシ動く人にはいいのかもしれません。
個人的には曲数は少ないですけど、Dancing BeautyとAudioBeatsが好きなんですけどね。