プロテア あ、いいかも。
2月26日新規医薬品が薬価収載され、少しずつ発売が開始されています。
新規薬価収載品目はこちら。
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全ての薬剤についてここに書きませんが(苦笑)、
主に「服薬指導のエッセンス」掲載表に関係するものについて書いていこうと思っています。
ここで取り上げるのは、新規C型肝炎治療薬のエプクルーサ。
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どういうメカニズムで効くかは、私の担当分野でないので、ここでは触れません(苦笑)。
ソホスブビル400mgとベルパタスビル100mgの合剤です。
【効能・効果】
前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
C型非代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
ポイントは、C型非代償性肝硬変に適応のある唯一の薬剤ということ。
(参考)
腹水・黄疸・下腿浮腫・肝性脳症などの肝機能の低下・門脈圧亢進症による症状が、いずれも見られない場合を代償性肝硬変、一つでも見られる場合を非代償性肝硬変と言います。
つまり、非代償性肝硬変とは、かなり進行した肝硬変ということですね(すごくザックリと表現)。
これまでのC型肝炎治療薬の適応は、「C型慢性肝炎」か「C型代償性肝硬変」でした。
もう一つのポイントは「前治療歴」を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変に適応があるということ。
「全治療歴」とは、 「NS5A阻害剤、NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤又はNS5Bポリメラーゼ阻害剤の前治療歴」と添付文書に記載されています。要するに、インターフェロンフリー療法は、全てこれに該当します。
【用法・用量】
1. 前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
「リバビリン(レベトール)との併用において、通常、成人には、1日1回1錠(ソホスブビルとして400mg及びベルパタスビルとして100mg)を24週間経口投与する」
※エプクルーサと併用されるリバビリンはレベトールのみ(コペガスには適応なし)。
2. C型非代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
「通常、成人には、1日1回1錠(ソホスブビルとして400mg及びベルパタスビルとして100mg)を12週間経口投与する」
つまり、
・エプクルーサ+レベトール→前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変→24週間
・エプクルーサ単独→ C型非代償性肝硬変→12週間
ということになります。
それでは「服薬指導のエッセンス」掲載表に追加しておきます。
なお、以下の過去記事も参考にしてください。
僕の私のプロテア
アルツハイマー病の神経毒性物質の形成と伝搬機構を解明
-発症に繋がる新たなメカニズムを提案-
プレスリリース 掲載日:2019.03.01
概要
アルツハイマー病の原因となるアミロイド β(Aβ)は、前駆体である APP(アミロイドβ前駆体タンパク質)が、神経細胞内を輸送される過程で切断されて産⽣されます。これまで Aβ が産⽣されるメカニズムについては殆ど神経細胞以外の細胞を⽤いて解析されてきました。しかし、機能分担に応じて複雑な形態を持ち、異なる細胞内輸送システムを持つ神経細胞において、Aβ がどこで産⽣されているか、どこで毒性を持つ凝集体に変わるのかは、未だ不明でした。
これを解決するために、京都⼤学⼤学院医学研究科 星美奈⼦ 特定准教授(研究当時、現:神⼾医療産業都市推進機構先端医療研究センター神経変性疾患研究部⻑、京都⼤学⼤学院医学研究科⾮常勤講師)らは、成熟神経細胞を⽤いた実験系の構築に着⼿しました。その結果、アルツハイマー病の神経細胞死の原因として本研究グループが患者脳から⾒つけた毒性凝集体アミロスフェロイドが、特定の神経細胞で検出され、この毒性凝集体の蓄積に伴って神経細胞内での細胞内輸送が異常になることを⽰しました。
さらに、本研究では、細胞のタンパク質の構造異常を⾒張り、異常タンパク質を壊す役割を持つプロテアソームの活性低下が、毒性凝集体の蓄積を起こすことを⽰し、これまで不明であったアルツハイマー病発症の初期過程に踏み込むことに成功しています。これにより、将来、新しいメカニズムによる治療薬の開発が可能になると期待されます。
本研究成果は、2019 年 3 ⽉ 1 ⽇に国際学術誌「iScience」にオンライン掲載されました。
本研究成果は、2019 年 3 ⽉ 1 ⽇に国際学術誌「iScience」にオンライン掲載されました。
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