ゾウリムシでもわかる! チートの基礎知識
5月25日に公開された『宇宙戦艦ヤマト2202-愛の戦士たち- 第五章「煉獄篇」』。
ちゃんと2回見て来たのでネタバレを交えつつ。第五章の感想など。
今回は中盤戦。
第15話「テレサよ、デスラーのために泣け!」
第16話「さらばテレサよ!二人のデスラーに花束を」
第17話「土星沖海戦・波動砲艦隊集結せよ!」
第18話「ヤマト絶体絶命・悪魔の選択再び」
15~16話はどちらかというと静、17~18話は激しく動なので、ここは2回に分けて。
まずは15~16話から。
第15話については冒頭10分が公開されているので、見てないお友達はまずこちらを見ましょう。
商業上の配慮か、かなり気になるとこで切ってるのでネタバレはこの続きから。
テレザート上空で対峙するヤマトとガミラス(但しデスラーマンセー)軍。
ガミラス軍の意図が解らない中、相原が地球とガミラスの通信コード解析からガミラス艦に侵入、ヤマト側の陽動作戦で小競り合いが始まったところで、キーマンのツヴァルケ発進。古代たちの元へ向かう。
デスラーがテレサの元へ現れた理由は、テレサを確保してガトランティスの大帝ズォーダーとの交渉材料にしたいがため。
そしてデスラーの『2199』における行動目的は、先行き短いガミラス国家に希望を与え、ガミラス人の移住先の確保だったという真相。
原典におけるガミラスは、確かにその目的を持っていました。
老い先短いガミラスの移住先として地球を選択し、放射能の中でしか生きられないガミラス人のために、遊星爆弾を使って地球をガミラスフォーミングした後に皆で移住しよう!という目的。
そういう意味では、『2202』のデスラー及びガミラスの行動原理が理に適っているのは確か。
『2199』におけるガミラスの行動は、設定上にはあっても画面上では曖昧で意味不明でしたからね。
侵略でもなく移住でもなく、テラ(ガミラス)フォーミングでもなく、意味不明に遊星爆弾を地球に落っことし続けていったい何がしたいのかようわからんままヤマトが飛んで和平を結んだという。
しかもデスラー自身が劇中で「この星にしがみついて何になる」と吐いてますからね。
ますますデスラーが意図不明意味不明な人物になっていたこともまた事実。
そういう意味ではおそらく、今回の脚本である福井晴敏さんが『2199』で感じた矛盾点を『2202』が補完した形になるのでしょう。
が。
ガ軍はかつてイスカンダルのコスモリバースシステムを強奪しようとして、バレラスの総統府にそのシステム中核を置いていたらしいのですが、デスラーはそのシステムをヤマト突入によって破壊した(ギムレー談)とのこと。
キーマンの正体も判明します。
冒頭10分で墓に入ったデスラーの兄貴、マティウスの息子。
デスラーにとっては甥っ子になりますね。
デスラーの真意を知ったキーマンは、「すまない」と言いながら古代を撃ちます。
同時にヤマトのエンジンに仕込んでおいた反波動格子を発動、波動エンジンは停止してしまいヤマトはデスラー艦隊に拿捕されます。
そうしている間に鶴見二郎はひっそりと死んでるんですけど(おいおい)。
ノイ・デウスーラに監禁された古代。キーマンの銃は、ヘルメットをかすめただけのもの。
デスラーはキーマンと監禁したミルを引き連れて、ズォーダーとの交渉を開始。
ここで場面切り替わって、久しぶりのガミラス本星。
テレサ確保の連絡と、デスラーの生存が報告されてどよめく首脳陣(自分が『2199』で大好きになったヒス副総統がおらんのだが・・・どこへ行かれた??)。
そこへ現れるデスラー派の中心人物。ギムレー。
顔に大きな傷が残り、目も見えないようだけど生きていやがったかという感じで。
そしてギムレーとデスラーの会談が始まる。
本来、デスラーがしていることを自分がやらなくてはならなかったキーマンは自分の立ち位置を求めて悩む。
悩んだ挙句、花の中に閉じこもってしまったテレサのところへ。
でもテレサから「考えるんじゃない、感じるんだ!」みたいなことを言われてハッとする(なんじゃそれ)。
そしてデスラーと袂を分かつ決意をするのでした(なんかあっち行ったりこっち行ったり、コウモリみたいな男だ・・)。
コウモリキーマンは古代たちを救出。
本来のキーマンの目的は、デスラー派の中核(正体)を探ることだったそうで、ギムレーだと判明したので自分の感じるまま、ヤマトと合流することを選んだという。
同時に反波動格子を解除。波動エンジンが動くようになったところでキーマンがミルに撃たれる。
しかし混乱に乗じてツヴァルケで脱出、そのまま海上に落下。
水没していくツヴァルケから助け出したのは、たぶんキーマンのことちょいと好きな山本玲。
でもコスモタイガーIは相変わらずダッサイデザインで・・・。
結局、反乱分子のギムレーは逮捕されて、クーデターは未遂に終わる。
デスラーもヤマトを撃つことなくテレザートを立ち去る。
大いなる和はなった。
テレサはそう言ってテレザート星ごとどっかへ消えてしまう。
最後に艦橋に戻って、お互いの手を合わせる古代とユキ。
ユキの左手薬指には、返したはずのリングが(笑)
———————以下は感想。
なんなんだこの展開。
話の整合性というよりも、全体的に脚本が雑。
立て続けのイベントがすべてブツ切りの印象を受けてしまうかなと。
キャラが唐突に「実はこうだったんだよ」なので、ある意味真田さんだらけという感じも無きにしもあらずで。
いやまあ苦しいっちゃ苦しいですけど、デスラーについてはやむなし。
にしても、総統府の中核を破壊するだけならともかく、「貴方の民」まで巻き添えにして633工区をバレラスに落っことす意味はなかったわけですし、バレラス自体を消滅させる意味もなし。
ここが旧作のデスラーファンからすると『2199』が猛批判を食らう原因のひとつではあるのですが・・。
しかし、実際の原典第一作のデスラーを見ればただのキチガイオッサンでしかないのはこれまで書いてきた通り。
それでも、移民目的という大前提があって、最終的にヤマト撃沈という手段と目的を取り違えてしまったカワイソウな人でもあります。
『2199』では
れすら無かったから、とにかく変なオッサンで終わったしなあ^^;
復権って、何が復権だったのかよくわからない・・・この後があるんかいな。
まあ蛇足な良いヒト説明はともかくとして『2202』にデスラーが出るためには、これが最大限の落としどころだとは思います。
恐らくスタート時点でこの流れは決まっていたとは思うんですが(副監督の小林誠さんもデスラーの復権については製作開始前の段階で触れてましたし)でもやっぱり雑なんですよね。描き方が。
だからすべてがご都合主義でとってつけたようにしか見えない。
特にガミラスの内部事情はもっと前から描いておかなくてはならないと思いますよ。
少なくとも、1話~2話で意味不明のイベントを入れるよりは、そこの説明に時間を割いておけばこのモヤモヤも無かったと思いますが。
結局ギムレーは反乱首謀者で逮捕されてしまうし、デスラーも宙に浮いたままその場を去るし。
『2202』に中途半端な印象を抱いてしまうのは、このつぎはぎだらけのご都合主義で進行していくから。
で、多分チートなテレサの扱いにスタッフも困ってる感じがアリアリ。
万能に仕上げてしまったためにこうなってしまうのでしょうけど、含みを持たせた「大いなる和」とか「縁」とか日本的過ぎて意味不明。
「だからなに?」と思ってしまうのは必至。
そもそもね、パンフレット読んで、初めて意味がわかるようでは話にならんのですよ。
映像屋なら映像の中で完結しないと。
自分たちの中だけでわかっていて、実はこうなんだよねーってやられてもなあって思います。
さて、17~18話はいよいよ地球防衛艦隊VS白色彗星の攻防。
手厳しく行きますよん♪
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