素振りのことならおまかせ、とにかく見て♪

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今日は一段と疲れた…。
押し付けられた仕事をしっかりと片付け、興味のない飲み会の誘いを適当にすり抜けてきた帰り道。
人気がないことを確認してから、凝った肩を少しでも治そうと首を回しながら歩いていた。
…あんなところでどうしたんだろう。
ふと視線を向けた小さな公園に見つけた小さな子供。ベンチに座り、うつらうつらと危なかっかしく頭を揺らしている。
それもそのはず、大人の私だってあくびが出てしまうような時間。3.4歳だろうか。そんな小さな子は夢の中にいるはずの時間だ。
ご両親はどこだろう。こんなところに置いていくなんて、変な人に連れていかれたら大変。
キョロキョロと辺りを見回してみる。しかし見えるのは静かな街とたまの街灯。ここらに人がいそうな気配はない。
そしてその子も両親を探しているような素振りを見せない。
…もしかして何か事情を抱えた子なのかな。
そうだとしたら声をかけた方がいいかもしれない。何かしらの事情があってもなくても、1人にはしておけない。
「こんばんは」
怖がらせないようにゆっくり近づきそう話しかけると、ピクっと驚いたように動く触り心地が良さそうなもふもふの耳。
…もふもふの耳?
膝に置かれた小さな手をきゅっと握り、恐る恐る潤んだ瞳で私を見つめるこの子の頭には確かに獣…狼のような耳がついていた。
付け耳?ハロウィンはもう過ぎたはず。それともカレンダーを見間違えた?いや、そんなはずがない。あの騒がしさを避けて帰宅した日のことを覚えている。
タイムスリップ?いやいや、そんなことがあるわけがない。いくらなんでも現実味が無さすぎる。
でも、もし仮にそうだとしてもこの耳は確かにピクっと動いた。今だってほら、警戒したように耳が立って…
「このお耳、あなたの?」
そう聞いてもわからないか。我ながら意味のわからない質問だ。この子も首を傾げるだけで、結ばれた唇は開こうとしない。
それともまだちゃんと言葉は理解できないかな?意思疎通できるほど言葉を知らないのかも。
「お母さんとお父さんは?」
「…?おかぁしゃ、おとぁしゃ、ないない」
良かった。ちゃんと話せる。
…なんて安心してもいられない。お母さんとお父さんはいない?やっぱり何か事情があるのだろうか。
「おうちは?」
「う〜…ないない」
フルフルと頭が振られ、耳がぴょこぴょこと可愛らしく揺れる。
家がないことの大変さはまだ理解できていないのだろうか、本人は悲しそうな素振りは見せない。
これは…どうしようか。連れて帰るにも捕まりかねないし、かといって放っておくのも…。
そうこう迷っている間にもこの子のまぶたは重たそうに閉じられていって。
せめて意識があるうちに決めなきゃ。
「お姉さんのお家、来る?」
そう聞いてみれば、小さな手がスーツの袖を掴んで、ぴとっと頭がくっついてくる。
これは首を縦に振ったということでいいのだろうか。
聞き返そうにもこの子の力は抜けていって、ずるずるとしゃがみこんでいく。
もう限界だったのだろうか、危ない危ないと抱っこしてあげても気持ちよさそうな寝息が聞こえるだけで。
…とりあえず家に連れて帰ろう。
今日は疲れた。明日からの休みのためにわざわざ飲み会を断ってきたんだ。
この子のことは明日考えよう。それくらいの時間はあるはず。
ずり落ちてくるこの子を抱き直し、しっかりと抱きしめ公園を出る。相変わらず静かな住宅街に寝息がよく聞こえた。
こんな時間まで眠たかったよね。疲れたよね。
起こさぬようにゆっくり背中を摩ってあげれば、寝息と一緒に深く上下するのがよくわかった。
可愛い…
思わず頬が緩んで、寒さも疲れも吹っ飛んだ気がした。
自分にも子供が産まれたらこんな感じなんだろうか。…いつになることやら。
なんてぼんやりと考えながら撫でていると不意に触れたもふもふの何か。
気づかなかったけどこの子もしかして…
尻尾、ある?
触れてみると黄色のパーカーのフードには2つの、長い裾を折ったジーパンのお尻の部分には1つの小さな穴が空いていて。
そこから耳と同じようなもふもふの尻尾らしきものが覗かせていた。
信じられないけど、触れるとあったかい。
私もこの子と一緒でよっぽど眠いのかも。寝ぼけているのかも。
とりあえずあれもこれも、全部明日に持ち越そう…いや、もう今日になったのかな。
…なんでもいいか。
あくびを1つ。小さなぬくもりを抱きしめながら家へと歩いた。
結局、疲れ果てていた私達は家に帰るなりベッドに倒れ込み、そのまま眠ってしまったようで、しわくちゃのスーツと私にくっつくぬくもりと共に目覚めた。
「あ、ごめんね。起こしちゃった?」
あ〜しわくちゃ…なんて起き上がるとどうやら起こしてしまったようで、重たそうなまぶたが開かれる。
パチパチと瞬きをして、それからう〜んと伸びをする。その動きに合わせてぴょこぴょこと動く耳が可愛らしい。
あぁ、もう慣れちゃったな。

しっぽが生えてる子供なんて見たことも聞いたこともないけど、夢じゃないし。
「おはよう」
 「はよぉ…」
不思議な子だ。
喉、乾いてたんだなぁ…。
お水飲む?と小さなコップに水を注ぎ渡すと、いいの?とでも言うように私を見つめてからコクコクと飲み始めたこの子。
1番小さなコップを選んだけど、それでもこの子にとっては大きいようで、両手で包み込みながら一生懸命に飲む姿が可愛いこと可愛いこと。
私も1杯水を飲み干し、微笑んだ。
そういえば名前はなんて言うんだろう。
名前とかないのかな。いやあるよね。動物界…いや人間界?どっちにしろ誰が誰だか区別するのに必要なものだし。 
「お名前は?」
「…あしゅか」
「あしゅかちゃん?」
「あちゅかっ」
「あちゅか?」
「あ〜ちゅ〜か!」
「…あすかちゃん?」
「あいっ」
舌っ足らずな言葉に手こずりながらやっと教えてもらえたこの子の名前。どうやら「あすか」という名前らしい。
あすかちゃんか…可愛い名前。
「私は橋本奈々未。奈々未って呼んでいいからね」
「なな…み?」
「そう、奈々未。よろしくね」
「よぉちく!」
手を差し出すと、両手で包み込んでくるあすかちゃん。熱いほどにあたたかなその小さな手を、私はそっと握り返した。
「美味しい?」
それにしても、この子の親御さん来ないなぁ。
そりゃもちろん私がこんな子を保護していますなんて言っていないから来るものも来ないのはわかっているんだけど。
「おいち!」
この子が嘘をついているとは思っていないけれど、この子に本当に親がいないことも思ってはいなくて。
「良かった。ふふっ、ごはん粒ついちゃってるよ」
保護して2日目。この子ぐらいの歳なら行方不明でニュースになってもおかしくはない。
理解はできないとはいえ、こんな小さな子に生々しい事件を映すニュースを見せてもいいのかと思いながらも何だかんだつけっぱなしのニュース。
未だにそれらしいニュースは流れてはいなかった。
「ねぇあすか、今日はおでかけしよっか」
朝ごはんに作ったおにぎりを食べるあすかの頬に手を伸ばし、ごはん粒を取る。そのまま口に放り込み聞いてみる。
「おでかけ!!」
明らかに皆とは違う容姿。もしこの子があまり公にしてはいけない存在だとしたら、変なことに巻き込まれたら大変だと昨日は一日中家で過ごしていた。
小さな子が楽しめるようなものなんて、一人暮らし20半ばの私が持っているわけもなく、この子も暇そうにしていたからいい気分転換にはなってくれるだろう。
ぴょこんと反応する耳。ごはん粒だらけの手をばんざいして喜ぶ飛鳥をなだめながら、私もおにぎりを口に放り込んだ。
服も買わなきゃなぁ…。
昨日は私のTシャツを貸してあげたし、昨日洗った服は乾いているものの、外に着ていける服といえば穴の空いた服だけ。
目立つし、おみみ引っ込めたりできる?なんて聞いてもフルフルと首を振るだけ。
耳と尻尾を隠せるぐらいの大きめのものを用意しなきゃ。
そうは思いつつも、この子をずっと保護するわけにもいかない。まぁ1着ぐらいならいいか。
とりあえず今日はあの服で我慢してもらおう。
「…あはは、ちょっとキツイかな?」
身体相応の小さな尻尾だけど、狼の尻尾によく似たこの子の尻尾はそれなりの長さはある。
ズボンの中に仕舞えば、やっぱり違和感があるようで首を傾げては尻尾を探してくるくると回っている。
「でもこれしか服ないから…今日だけは我慢してね。それから、フードは外さないこと。大丈夫?」
「あいっ」
「よし、じゃあ出発!」
「しゅっぱぁちゅ!」
よっぽど嬉しいのかぴょんと立った耳をフードで覆い、小さな手を握った。
あすかのこの姿を見られてはいけない。
へたっぴなスキップをするたびに危なっかしくフードが揺れて、その耳が覗いてしまわないかと息を止めてしまう。
肩に力が入る私とは違い、足取り軽く私の手を引いて歩くあすか。ご機嫌な様子。
今は人通りが少ないから良いとはいえ、これから行くところはそれなりに人はいる。
…そろそろ抱っこして捕獲しようか。
「あすか、おいで」
しゃがみ込んで腕を広げれば、嬉しそうに抱きついてくるあすか。可愛いな〜なんて抱き上げお尻と背中をしっかりと支えてあげる。
見た目からして推測される歳のわりには軽い方だと思う。筋肉には自信が無い私でも軽々と、長時間抱っこできるはず。
今日は服を買うだけではなく、もう1つの大切なミッションがある。
「頑張らなきゃね」
「おー!」
電車を乗り継ぎやってきたのはショッピングモール。人は多いけど、仕方がない。
残念ながら私は近くで子供服が売っている店を知らない。ここに行けばあるだろうという信頼だけで来てしまった。
けれど流石はショッピングモール、あすかに似合いそうな服があちらこちらに。
「あすかはどんな服が好き?」
電車に乗るのは初めてだったのか、はしゃいだテンションそのままのあすかに聞くと、深くかぶったフードを少し持ち上げキョロキョロと見回し指をさす。
その先にはズボンとパーカー。
…好きなんだろうか。
スカートの方が尻尾が隠れるから有難いんだけど、好みならしょうがないか。
営業スマイルで試着を勧める店員さんを焦りながら断り、なんとか大きめのズボンとパーカーを2着購入。
「あしゅがもちゅ!!」と手を伸ばしたあすかにお手伝いしてもらい、すぐにショッピングモールから脱出。次の目的地へと向かう。
ーー警察署。
こんなとこ、普段来る機会なんてないよなぁ…。
見た目は普通の建物。しかし入口の上、中央で圧倒的な存在感を発するシンボルマークが空気が張り詰めるような緊張感を漂わせていた。
あすかを連れて行くには…流石にリスクが高いか。外でちょっと待っていてもらうだけの方が安心だ。
あすかが待っていられればの話だけれど。
「あすか、ちょっとの間ここで待ってられる?」
「うんっ」
腰を落とし、視線を合わせ聞いてみると元気な返事。警察署の敷地内なら変な人もいないだろうし、大丈夫だろう。
「じゃあ私少しあそこにいるから、あすかはここで待っててね」
「あいっ!」
入口の横であすかは待ってもらって、私は急いで中へと入る。
特に大きな事件が起きたわけでもない。ただの確認だから…どこでいいか。
適当に選んだのは幅広い分野を受け持ってそうな受付。
聞くのはもちろんあすかの捜索願らしきものが出されているか。保護してから2日目、そろそろ出されていてもおかしくはないだろう。
「すみません、ここら辺で3.4歳の女の子の捜索願とかって出されていませんか?」
「3.4歳…ここ1ヶ月は出されていないですね。何かありましたか?」
出されていない?
こんな小さな子、いなくなって見つからないならすぐにでも警察に駆け込みそうなものだけど。
「いや、そういうわけではないんですけど…。すみません、ありがとうございました」
…やっぱりあすかに親はいないのだろうか。
でもそれならあすかはどうやって産まれてきたのか。どうやって育ち、あんなところにいたのか。
普通ではないあの容姿。普通が通用するとは思わないけど、すべてを謎のまま受け入れるのも、非現実的すぎる現実を飲み込むのも、難しい。
正直、頭が痛くなる。
でも…飲み込むしかない、か。
捜索願が出ていないということはほぼほぼあすかには親がいないことで間違いない。まだまだ謎は残るけど、私が保護して何もなっていないなら…
「あすか〜お待たせ…ってあれ?」
自動ドアを通りあすかを待たせていたはずの場所に目をやるが、そこにあすかの姿はない。
あれ?どこいった?なんて辺りを見回してみると…
「あっ!」
いつの間にか警備員さんに中に連れてかれていて、不思議そうに警備員さんと手を繋いでいるあすかの姿が目に入る。
あんなところで1人小さな子を待たせておけば、そりゃ警備員さんは不思議に思って中に連れていくのも頷けて。あぁ、何やってるんだろう。
あんな至近距離で、しかも警察署で。見られたら終わりだ。
「あすか!」
閉まりかけの自動ドアをすり抜け、走った勢いそのままあすかを抱き上げる。
びくっと驚き不思議そうに私を見つめるあすかをしっかり抱きしめた。
「すみませんうちの子が。少し外で待たせておいたんですけど」
「そうでしたか、こちらこそすみませんでした」
あ、危なかった…。
咄嗟の適当な言い訳で何とか切り抜け、警察署から退散。
警察署の影さえ見えなくなるまで、ドキドキと速い鼓動は治まらなかった。
「大丈夫?怖くなかった?」
「だいじょぶっ」
「そっか、良かった」
フードの下から変わらぬ笑顔を向けるあすかに、肩の力がふっと抜ける。
あのままフードを外されていたと思うとゾッとする。
狼のような耳。普通じゃないということが、この世からどんな目を向けられるか、この子はまだ知らなくていい。
この子が望むのなら、私がこの子を守ろう。
「ねぇあすか。
私と家族にならない?」
「かじょく?」
今日は長い間連れ回してしまった。
腕の中、ぴとっとくっつくあすかはあたたかく、柔く袖を掴む小さな手は今にも力を失ってしまいそうだった。
あすかに重大な選択を取らせる時はいつも眠たそうだ。今回は私が悪いのだけれど。
「そう、家族。あすかが望む間、私とずっと一緒にいられる場所だよ」
「うん、なりゅ…。
あしゅ、ななみのこと、しゅ
…」
「ふふっ、私もあすかのこと好きだよ。おやすみ」
ぽんぽんと優しく背中に触れれば、小さな寝息が聞こえてくる。あすかを拾ったあの日と同じように。
さぁ、帰ろうか。私達の家に。

素振りの注目情報

今日で11月終わりなんですね。

こないだまで暑かったのに、もう師走って!
早すぎるやろ~びっくり
11月は、10月に比べてのんびり過ごせましたキラキラ
体はどんどん重たくなってきたけど!!
もう、普通に座ってるだけでも、腰やら背中が痛い笑い泣き
でも、遊び納めとばかりに、色々行けたし良かったですニコニコ音符
ひとつ反省としては、節約を意識せずに、家計の管理をザルにし過ぎて
主人のお給料日まで後10日って時に、残り500円しか残ってないという事態にゲッソリハッ
食料品をたくさん買い込んだ後やったんで、なんとかマイナスにはならなかったですが、毎月できてた繰り越しが、今月は小銭のみ…(笑)
12月は出産もあるし年末やし、イレギュラーなこもあるので、どうなるかわかりませんが、なるべくしっかり管理していこうと思いますアセアセ
これから今まで以上に、出費が増えるやろうからね!!
我が家は、私が家計の管理を全てしているので、私がちゃんとしないと、主人はどういう金額がどこに動いているのかを、全くわかっていませんニコうずまき
ちゃんとノートに付けてあるけど、見ようとする素振りもないし(見たらあかんと思ってるのか?(笑))
有難いしやりやすいけど、私に何かあったらどうなるんだろうか(笑)
グリーンハートイエローハートブルーハートグリーンハートイエローハートブルーハートグリーンハートイエローハートブルーハート
すみません、11月の最後やからって、ここぞとばかりに愚痴ってしまいますがアセアセ
昨日のブログを書いた後、眼科へ行って事情を説明し、書いてもらった書類を訂正して頂きました。
やけど、カルテが残ってない状態なので、発病年月日と初診日に相違があり(小さい時からずっと診てくれている先生なので、発病年月日は記憶で書いてくれてます)
そんなこともあって、有難いことに先生から
『何か不備があれば、年金機構からうちに直接電話してもらって構わないから』
というお言葉まで頂いたのですが、今日また区役所へ書類を提出しに行き、それを伝えると
『基本的には電話で問い合わせとかは、しないと思います』
とのことでした。
なんでやねん。
ここまで初診日の書類にこだわるのは、不正してないかとか調べる為なんじゃないの??
25年前のカルテや診察券、ないもんはないやん。
薬でどうにかなる病気じゃないから、お薬手帳もないやん。
ないもんはないんじゃ、どないせぇゆーねん。
電話で直接病院に聞いたら、不正じゃないかどうか、一発でわかるやんけ。
あっ口悪くなってきた(笑)
またイライラしてきましたが、私と直接やり取りをしている区役所の担当の方は、本当に良い方なのでアセアセ
通信欄に、その旨を書いて伝えておきますからと、言っていただきました。
も、ここまでして受理されへんかったら、どうしようもないわ~タラー
なるようにしかならへん!!
そして私、未だに離職票もらっておりません(笑)
前にも書いたかもですが(前過ぎて忘れたわ)、結局、雇用保険に加入してなかったようで、遡って加入する手続きを取ってるっぽいです。
それにしても、こんなに時間かかんのか??
退職して2ヶ月経ちますけど、もう腹立つだけなので、ノータッチです…。
愚痴で終わるのもあれなんで、おまけ
ある日の食卓もぐもぐ流れ星
料理苦手なりに、時間だけはあるので、今のうちに色々作ってます。
秋刀魚の一夜干しが、美味しくて美味しくて…!
焼いたら身がミィーンてなるの、どうにかならないんですかね?(笑)
あと、ケンミンショーで芋煮をやってたのが妙に美味しそうで、我流ですが作ってみたキラキラ
たくさん作ると翌日も食べることになるんですが、里芋でとろみが出て、ドロドロになってしまうアセアセ
けど、こういうのって大鍋でたくさん作るのが美味しいですよね~ニコニコルンルン
今日は鶏の肝炊いたやつと、冷蔵庫の掃除をしつつ、何を作ろうかなぁキョロキョロ??

大学生でもできる素振り

11月29日(木) 晴れ

雨が降るかもと心配したけど
日中は日射したっぷり照れ
馬場も全く問題ないし爆笑
さてラーちんはと…キョロキョロ
あれまびっくり
入り口で待ってるよびっくり
いい心がけだ照れ
まずは調馬索ね馬ふぅ
まぁまぁ元気に軽く尻っぱねも
交えつつ…ハッ
突然暴走し出したびっくり
何だ何だ!?アセアセ
びっくり
よく見たらプロテクターが
1つ外れかかってるガーン
それがプラプラして
踏んじゃうもんだから
プチパニックアセアセ
止まってくれれば
外してもらえるのにそれが
わからないから走る走る馬ふぅふぅ
後に自力では取れないと
観念して停止苦笑
今日はひなぎくさんも見えて
同時刻に騎乗照れ
なので一旦ラーは丸馬場へダッシュふぅ
久しぶりの丸馬場照れ
だいぶさっきの暴走で
張りは取れたみたいね苦笑
乗る前にP-sukeのプロテクターに
変えてみた照れ
何かもうたてがみボサボサだな苦笑
今日はわりとしっかり
運動できた照れ
汗もしっかりかいたので
砂浴びでリフレッシュ口笛
ラーちんお疲れ様照れ
さて次はP-sukeだダッシュふぅ
また日陰でまったりしてる照れ
今日もP-sukeは散歩から馬ふぅ
こんなに駆け寄って来てくれるのに
P-sukeってば相変わらず
つれない素振り苦笑
どんまいブッチチュー
ニンジンでも食べて元気出せビックリマーク
って投げたら微妙な位置に落下アセアセ
頑張れブッチチュー
もう一息ビックリマーク
やっぱり?苦笑
よしビックリマーク
じゃもう1個投げるよビックリマーク
どうだっキョロキョロ
さっきより遠いじゃんアセアセ
キョロキョロ
もう1回そっちいく?
あ、届きそうびっくり
まさに目と鼻の先ビックリマーク
あぁブッチチュー
自分の唇で更に遠くに動かしたアセアセ
とうとうどうにかしろむ
っむかっ
目で訴えてきた苦笑
もはや前肢を
柵から出そうとしてるびっくりアセアセ
わかったわかったアセアセ
私が降りるからアセアセ
悪かった悪かった苦笑
やっと人参を食べられたブッチ照れ
このやり取りを何も言わず
動かず待ってたP-suke照れ
不思議そうなJくん苦笑
お騒がせしました~ダッシュふぅ
また散歩に歩き出しIさんと照れ
ご挨拶口笛
もちろんリベくんにも口笛
馬場に戻って少し運動して
今日はちょっと意地悪キョロキョロ
おやつとは逆方向に歩くキョロキョロ
『間違ってるよ~っチュー』って
私を引っ張ってくるP-suke爆笑
可愛すぎるガクリ
こんなに可愛くていいのかラブ
親バカアセアセ
P-sukeは癒しだわ~好
さ、P-sukeに癒されたから
あの暴れん坊の手入れでもすっかダッシュふぅ
そうあんたの事よチュー
おやつをもらう時だけ
可愛いい顔してプンプン
今日も後ろから~
前から~
気が抜けないよ~チュー
でももう恐くないけどねてへぺろ
その点P-sukeは楽だわ~おねがい
いつかこんな風にラーもなるかなぁうーん
洗い場から戻ってきて
今度は体を拭き拭き音譜
おやつは?の顔照れ
これでしょー?爆笑
って
どうした?
ん?
あっち?キョロキョロ
こうやって覚えてたのかびっくり!!
賢いのかおバカなのか…うーん
ラーちんの観察眼恐るべしアセアセ
日曜も頑張ってよ~ウインク
またねニコニコパー

素振りを見たら親指隠せ

うちの職場に半年ほど前に入ってきたパートさんJ。
私と2歳違いであるが、ここに来る前は25年間、とあるカフェのマネージャーをやっていた。
責任者経験があるだけに、初日から客のあしらいは抜群であった。
来た客は多分、Jがここのマネージャーだと思うであろう。
そんな貫禄と余裕を持ち合わせていたため、私はこの人が数年してうちの全ての仕事内容を把握したら、マネージャー(私は店長と呼んでいるが)になってもおかしくないと思っている。

さてそんな中、うちの2人のチームリーダーのうち1人の(チームリーダーはバイト達スタッフのリーダーの意味)25歳が、このJに対し当りがキツい。
単純に25歳がJと合わないのだと私は見ていてそう思うが、年配のJは気にしていない素振りを貫いている。
それでも、25歳が偉そうに上から言う時、私はJが葛藤している事も見えてしまう。
入って半年なのに、Jが慣れた感じなのも上手に手を抜くのも気に入らないと思う。
それも分かる。

20代の私がそうだった。
20代で人の上に立った時、役職が私をトゲトゲ人間にした。
完璧に仕事をする自分同様、同僚と部下にも同じ完璧さを求めた。
少しのミスも許さず、常にアンテナを張り巡らせ、蛇のような女だったと自分でそう思う。
だから25歳はJの100%ではない、89%の仕事ぶりを許せない。
25歳が許せないのはJだけではないが、Jに対して舐められたくないという気持ちもあるのかも知れない。

金曜日は早朝からブラックフライデーに踊らされた客で大混雑していた店内。
私は朝からJとレジを担当していたのであるが、客が途切れた時にJが私に「あの25歳が私に対してキツイ」という話を持ち出した。

私は言った。
「私もカチンと来る事はある。正直25歳の青二才が偉そうに言うなと思う事もある。でも若さ故の許容範囲の狭さとトゲなのだと分かるから、一歩引いて自分のやるべき事をやるだけ」だと。
Jは少し落ち着いた様子で「そうやな」と笑った。

私がこう言えるのは、イギリスに来た最初の年に打ちのめされる思いをしたからである。
イギリスに来てすぐ、ありつけたのは保育園の仕事であった。
12か月から16か月の赤ちゃんのクラスである。
クラス内の私の上司は18歳と17歳、そして私30歳。
恐ろしいまでに何もしないイギリス人スタッフ18歳と17歳。
私はこの2人に指示されるがまま、およそ1年働いた。
床掃除、オムツ交換、ゴミ捨て、3人ですべき仕事が全て私になった。
しかし英語が上手でなかった私は引けもあり、仕事にありつけるだけ有難いという思いから、保育園経営者に何も言えないまま1年を過ごしたのであった。

毎日、泣きながら帰った。
自分は日本の病院で主任だった、しかしそれが何だというのか・・外国に来て初めて味わった屈辱と挫折感、そこにホームシックが追い打ちをかけ、私の心は音を立てて折れたのだった。
打ちのめされるとはこういう事か、その時初めて知った。
しかし、その経験が私を強くし今に至る。
結局、仕事など金のため。
自分の責任を果たして帰る。
それが仕事である。

私はJにその事を話した。
Jは「弱音を吐いてゴメン、でも有難う」そう言い再び笑顔になった。

時々思う。
私はあのまま日本で主任を続けていたら、何も知らない視野の狭いお山の大将主任であったことである。
それがイギリスに来て下っ端になり、使われる事からここまで来た。
だから経験に無駄無し、父が言った言葉が今はよく理解できると共に、仕事がある身に感謝できるのだと思う。
極寒であるがカーライル生活も無意味ではない。

今ほど素振りが必要とされている時代はない

何日ぶり?何週間ぶり?

こうして、翔くんに触れるのも、触れられるのも。

翔くんが休めるように、って・・・

僕からはそんな素振りを見せないようにしてた。

それでも、時々、台本を読み込む翔くんにチラチラ視線がいく。

触れたかった、触れられたかった。

だから、翔くんの肩を揉んでみたり。

お風呂の後、髪の毛乾かしてみたり。

いつもはやらないようなこと、してみた。

少しでも翔くんに触れたかったから。

あんまりにも時間がなさすぎた。

翔くんはそんな気にならなかった。

翔くんがベッドに入るのは、僕がぐっすり眠ってしまった後。

僕はまだ冷たいままのベッドに一人で入る。

翔くんを待って、スマホをいじったりしてたけど・・・

待ちきれなくて、眠気の方が先にやってきてた。

きっと、僕の方が、こらえ性がない。

翔くんのこと、好きすぎるのかも。

翔くん欠乏症にすぐにかかってしまう。

距離的に離れていたら、仕方がない、って諦められるのに。

すぐそばにいるのに、飢えが満たされないっていうのは・・・

キツイものがあった。

そんな日が続いてる中の・・・今日。

気持ちが求めてた。

体も求めてた。

欠けてた部分に埋めてもらえるのを。

ぐぐぐ、って埋め込まれて、ぴたっとハマった。

僕は一回飛んだ。

遠くでスマホのアラームが鳴ってる。

翔くんがベッドから出て行く。

満たされた気怠さをもうちょっとだけ楽しみたくて。

僕は枕に顔を埋めた。

でも・・・・

翔くんにコーヒー淹れてあげられなかった。

一緒にフーフー冷ましながら飲めなかったな。

それでも、気持ちも体も満たされてる。

きっと、翔くんも同じ。

ベッドから出て行く時、僕の髪を撫でる手がすごい優しかったから。

END

☆★

これで翔くんはスッキリ仕事に向かえるでしょう!

でも・・・智くん、何か忘れてますよねぇ(笑)


素振り 関連ツイート

RT @kinkyunoyuyuta: なぜか家の前にバットが置いてあったのでとりあえず素振りしました https://t.co/SX0w2mmxxs
@pika_ririka 素振り大切ですよ!☆彡.。
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王… https://t.co/OPJLZMeb3y
RT @WCPFGQsbBK1eY2A: 蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来ました!(素振り)
蘭陵王来まし…

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