厳選! 「出産」の超簡単な活用法9個
そんな題名の映画があったことを知る世代も
みんな老人になった・・・・
アメリカ独立記念日に生まれた主人公が
ベトナム戦争で負傷し、帰国すると
そこにあったのはベトナム戦争の反戦運動だった。
そこで・・・・
というストーリーも
もう過去のものになった。
歴史に学ばない愚かさを人間は繰り返している。
ということを思う7月4日だが。
私にとっては別の記念日。
私の息子の誕生日。
私にとっては出産記念日なのだ。
たぶん、どの人にとっても
ドラマの無い妊娠・出産は無いと思うが、
私にとっては、
お医者さんも、ちゃんと判断してくれないことがある!
ということを、私に教えてくれた妊娠だった。
夫も夜中に、私がその時に言った言葉をおぼえていた。
『痛い・・・これが、何でもないってことは無い!!』
妊娠5カ月ぐらいで、安定期に入った頃だった。
お腹の右下あたりがどうも痛い。
いつものお医者さんと担当が違っていたけれど
次の日に、定期健診を兼ねて診察してもらった。
このあたりが痛いのですけれど・・・
お医者さんは(院長のベテラン)
「妊娠中はそんなこともありますよ~」
と・・・・・
そんなものかとその日は帰った。
次の日もそのままお仕事に。
その夜中にお腹が急激に痛くなったのだ。
それが↑の私の言葉!
いつものお医者さんの担当日に見てもらった。
すぐに、血液検査。
総合病院だったので、
産婦人科から外科に回された。
虫垂炎だった。
「家に帰って準備したいのですけれど。」
「誰かに持ってきてもらって下さい。」
夫に連絡をとって、
すぐに手術という事になった。
(入院に必要なものは全部夫が集めた)
幸いに安定期に入っていたことと、
お腹がまだそれほど大きく無くて、
定位置に虫垂があったことで、
普通の簡単な手術で済んだ。
(もう少し、大きくなると子宮の裏側に腸が回って
手術が大変になるそうだ)
半身麻酔だったので、
経過はわかるし、
妊婦の虫垂炎手術ということで、
見学者もいたように思う。
(昔は患者の了承など必要なかったような・・・)
斜めに切った傷跡は今もしっかりと残っている。
そして・・・手術後のこの傷跡。
少し水膨れになった感じで痒かった。
これも、お医者さんに、
「傷跡が痒いのですけれど」
と言うと、
「傷跡はそんなこともありますよ~」
そうかな?と思っていてもなかなか治らない。
次の検診で、
「ものすごく痒いのですけれど~」
湿疹の薬を出してくれた。
塗ると、すぐに良くなった。
痒みで苦しんだ数か月は何だったのだろう?
ということで、
お医者さんの言う事は
一応、信じるけれど、
丸ごと全て信じることはしないようにしよう。
そんな・・・息子の妊娠だった。
ついでに、
この子の出産は、
家での夜の破水から始まった。
寝ていた2歳の娘を家に置いたまま夫に病院に送ってもらった。
そして、夫が家に帰ると
娘がベッドの上で大泣きに泣いていたそうだ。
可哀想な事をした。
7月4日のことだ。
ちょっとした思い出話。