やっぱりココアが欲しい！

*****閲覧注意*****　

嵐のメンバーさんのイメージで創作したBL小説です

ご本人様とは何ら関係がありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【翔side】

 

後ろで見守ってくれてる智君の気配を感じながら、定規にシャープペンを当てて線を引いてた。

 

10年ぶりに会った智君は。

 

とても綺麗だった。

 

昨夜はとにかく、会いたい、会える、ってそれしか頭になくて、すっかり感情的になってしまって。

 

子供の姿でなかったら、大分やばかったと思う。

 

もっとも大人の自分では、俺はきっと智君の前には立てなかった。

 

一目会いたいと思いながら、俺を見るあの人の顔を想像すると怖くて。

 

もしも叶うなら、遠くからそっと。

 

元気な様子だけでも確認出来たら、それで良いと思ってた。

 

思いがけず与えてもらえた最後の機会。

 

俺に与えられた時間は、残り、約2週間。

1月の25日まで。

 

それまでに、俺は貴方に何をしてあげられるんだろう…。

 

唯一人の大切な人。

 

智君。

 

貴方に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「タツオミ、少し休憩しよっか

寒くない？

ココア飲める？」

 

昔と変わらない、優しい、おっとりとした話し方。

 

子供と話す時は、相手が子供じゃないみたいに、一人の人間としてちゃんと接してくれる。

 

反対に、肩書のある大人や、気難しいと言われるような目上の人が相手だと、むしろ舌足らずで甘えるみたいな口調になって。

 

毒気を抜かれて、思わず素の自分を晒してしまう人を、何人も見た。

 

癖があると言われる人ほど、貴方の前では優しくなる。

 

そういうところ、全然変わってないんだね…。

 

「ココアッ、飲むっ」

 

「じゃぁ、こっちおいで

そこは少し寒いから」

 

「うんっ」

 

笑うと目がタレて、ふにゃっ、ってなるのも変わってない。

 

困った時や、真剣に考えてる時に思わず口が開いちゃうところも（笑）。

 

涙が出そうになるのを誤魔化すために、俺はわざと元気いっぱいに返事をする。

 

「良かった、ココア、好き？」

 

「うんっ」

 

智君もね。

 

今でもココアが好きなんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

打ち合わせをするためのスペースなのかな、応接用のソファとは別のテーブルと椅子に連れていかれて、出してもらったココアを飲んだ。

 

ちょっと気を抜くと泣きそうだから、湯気で顔が見えなくなればいいのにと思う。

 

カップに息を吹きかけていると、俺を見て微笑んでる智君と目が合った。

 

相変わらずの猫舌なんだろう。

 

懐かしくて、自分の顔が緩むのがわかる。

 

「ん？」

 

どうしたの？って訊いてくる。

 

そうだ、この人は「ん」って一音で会話するのが得意だった（笑）。

ん～、って言い方で、大体全部返事をしてしまう。

 

「ううん（笑）

さとしくん、ネコジタだもんね」

 

言ったら驚いた顔をされた。

俺は慌てて智君のすぐ横の壁に飾られた額を指さす。

 

一級建築士の合格証書。

 

もっと知りたい。

離れていた間の、貴方のこと。

 

努力を人に見せるのが嫌いで。

 

踊りだって、人前で練習するのは、いかにも「自分は頑張ってます！」ってアピールしてるみたいで恥ずかしい、って。

 

そんな貴方が、働きながら資格を取るのは、どんなに大変だったことだろう。

きっと、誰も見ていない所で凄く努力したに違いないんだ。

 

そう思って、こっちから話題を振った。

 

「さとしくんはさ、どうしてケンチクシになろうとおもったの？」

 

「ん～…」

 

「しりたい

おしえて？」

 

「タツオミはもしかして建築に興味があるの？（笑）

ん～と、そうだねぇ…

実家が工務店だった、ってのもあるけど…

それだけじゃなくて

 

…オイラねぇ、凄く好きな人がいたんだけどね

多分、その人に釣り合うような自分になりたかったのかな（笑）」

 

ドキッとした。

凄く好きな人…。

 

「…どうして？

さとしくんのままでいいのに…」

 

「ふふっ、ありがとう

�
�ツオミは大人みたいに喋るねぇ…」

 

困ったみたいに笑って。

カップを手に持ったまま、何かを探すみたいに窓の外に視線を向けた。

 

「オイラが好きだった人はね、

とっても頭が良くて

良い学校に行ってて

タツオミみたいに良いお家の子でね

考え方もしっかりしてたし

ちゃんとしてる人だったの」

 

「…………」

 

「でも、オイラはその頃、

アルバイトで学歴もなかったし

一緒に大工をしてたじーちゃんも死んじゃって

家族とも険悪だったから、

なんか宙ぶらりんでさぁ…

 

なんていうか、

将来とかはっきり考えてなくてね

 

特に望みもなかったし

大好きな人と一緒に居られたら

それだけで良かったんだよねぇ」

 

「…………」

 

ああ、智君。

それは、もしかして俺の話？

 

俺と、貴方の話？

 

手が震えてきて、持っていたカップをテーブルに置いた。

 

ぶっさんに会った時、幽霊を見たような顔をしてたって聞いた。

なのに。

 

どこか懐かしそうに、優しい顔のままで。

 

もしかしたら相手が子供だから、言っても分からないと思って、本当のことを話してくれてる？

 

違う。

 

この人は昔から、本当のことしか言わない。

 

「その人がオイラに勉強を教えてくれて

高卒の資格を取ることが出来たんだ」

 

智君は、一緒に勉強した昔を思い出すみたいに、ちょっと嬉しそうに笑ってた。

 

俺が知ってる頃よりも少し頬がふっくらして。

もうすっかり落ち着いた大人の髪型で。

 

ダウンライトの灯りに透ける、その茶色い髪を俺はただ見てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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もう秋なのかな～空が高くなって来ましたね～

 

この花は何て云うのかな～？

俺は倉本聡原作の「北の国から」で

正吉が百万本のバラの曲にのせて蛍に送った花！

何時もこの時期思います(-^□^-)

 

 

それでは今週のワン友です

 

プードルの「ぷりん」・「チョコ」ちゃん

 

ゴールデンの「チャモン」ちゃん　　　　　　　　　　シーズーの「るる」ちゃん

　　　　　　　　　　

 

プードルの「空（くう）」ちゃん　キャバリアの「ＲＯＯＫ」ちゃん

 

プードルの「天」・「空」・「海」・「陸」ちゃん

 

プードルの「プリン」ちゃん　　　　　　　　　　　　コーギーの「くるみ」ちゃん

　　　　　　　　　　

 

イタグレの「ぴ～す」ちゃん　　　　　　　　　　　　　イタグレの「みくり」ちゃん

　　　　　　　　　　

 

柴の「太助」ちゃん旭川～　　　　　　　　　　　　　マルチーズの「そら」ちゃん

　　　　　　　　　　

 

プードルの「ココア」・「コロ助」ちゃん

 

シーズーの「みつ豆」ちゃん　ヨーキーの「あんみつ」ちゃん

 

プードルＭＩＸの「ニコル」ちゃん　　　　　　　　　　チワワの「まろ」ちゃん

　　　　　　　　　　

 

皆さまありがとうございました。

焼き立て、

セブンのティラミス氷は元々好きでしたが、この度リニューアルされて更に私好みな仕様になりました。しかもスイーツアンバサダーのクーポン対象！！これはもう買うしかない！！